第232話 豪華絢爛
窓の外は漆黒の闇にも関わらず、
真昼の太陽のようなクリスタルのシャンデリアの下、
鏡と宝石に乱反射する光を受け、
円舞曲を踊る着飾った数多の貴族達。
靴先さえ床に届かない豪華な椅子に座り、
うつらうつらする幼い公女は、
この絢爛の夜会が、
王妃になった自分の披露宴とは、
夢にも思っていなかった。
★☆★
舞台のイメージは、ヴェルサイユ宮殿の鏡の回廊。
“3歳の公国の女相続人を誘拐して王太子の婚約者としてお妃教育”とか、
“王妃として嫁いできた時の年齢7歳”とか、あったらしいし…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます