第200話 恥知らず ② 《1-200》-1⃣
悪びれもせず、
その代償を無心しに来た息子なんか知らん。
自分の尻拭いも禄に出来ぬ恥知らずを育てた上、
庇い立てするホスト狂いの妻には愛想が尽きた。
そう言って二人を放り出したんだ。
今はまだマズい事ぐらい解るだろ?
再婚話はほとぼりが冷めるまで待て。
なっ。
★☆★
息子の連れて来た“不倫の末、離婚した元人妻A”とデキちゃった父親だが、息子には「慰謝料は自分で払え!」と怒鳴って追い出し、ちゃっかりAの払うべき慰謝料は立て替えてるんだろうな。
そして、慰謝料を払ってあげた借用書を盾に、ほとぼりが冷めても、彼女とは再婚なんかせず、愛人(恋人?)にするんだろうな。
とか、考えて見たり。
①とは真逆の、関係者全員“恥知らず”を書こうとしたらこうなった。
ドロドロも甚だしいね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます