第150話 日曜

(永遠に明日が来なければいい)


ベッドに寝転んだ美穂は、枕を抱きしめながら考えていた。

親友の彼氏に処女を捧げたのは、金曜の夜の事だった。


(しょうがないじゃないわよね。私だって好きだったんだから)


開き直っては、自己嫌悪に陥る。


明日、どんな顔をして会えばいいのか。

その答えはまだ出ない。




★☆★


『愛とならない夜を消したい』

https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054944152832


の二日後。

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