第069話 アイマスク

助手席に乗った私がシートベルトをすると、

運転席の彼はアイマスクを渡してきた。


何処に行くのかを尋ねても教えてはくれない。


いつの間にか寝ちゃった私の肩を彼が揺り起こす。


「外していいよ」


フロントガラスの向こうに広がる海。

一緒に日没を眺め初めての夜を越えた、あの海。


「僕と結婚して下さい」



★☆★


どうしても、一発BAN物件のエロしか思い浮かばなくて、苦労しました。

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