第053話 大渋滞 《1-053》-1⃣

花火大会に車なんかで来るもんじゃない。

せめて終了10分前には車に戻って、帰路に着くべきだ。

なんて後悔しても遅い。

こんな田舎の道で大渋滞だ。

助手席の彼女が生欠伸を飲み込んでいる。


「あそこで休憩しないか?」

駄目元の提案に彼女はこくりと頷く。

ぃやっほー。脱友達。


考える事は皆同じだった。



★☆★


そして、友達のまま。



〖2年目:第157話 結果オーライ ① 《1-053》-2⃣〗

https://kakuyomu.jp/works/16816700427843453546/episodes/16816927860630762830

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る