第029話 喚く

『ここから出して!』


I'M SCREAMING IN THE LENS


貴女は大人で理性的なひとだから、

こんな理不尽な「さよなら」を、

感情を露わにするでもなく、泣き喚く事もなく、

「仕方ないわね」

の一言で、あっさり別れを受け入れた。


I'M SCREAMING IN THE LENS


『私を解放して!!』



★☆★


“I'M SCREAMING IN THE LENS”は

『BIIIG EYE』/歌:P-MODEL/作詞:平沢進

の歌詞の一部です。

(この世界観で書こうと思ったのだが、出来なかったorz)


LENS=水晶体


『I』は、女性が無意識に水晶体の中に閉じ込めた女性の感情です。

念のため。


タイトル『喚く』で明るい話…うん。ごめん、無理。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る