ユウタはまだきづいていない。

とくとうせきにいることにもきづいてないといいな。

よし、アヤちゃんのうしろをこえたぞ。

アヤちゃんのよこのふたりは、ハンカチをひっしでさがしてる。

もうこれは、かったもどうぜん。

つぎのオニはユウタだ。

ボクはまた、アヤちゃんのえがおのしょうめんにいすわるんだ。

★☆★

ユウタはまだ気づいていない。

特等席にいる事にも気づいてないといいな。

よし、アヤちゃんの後ろをこえたぞ。

アヤちゃんの横の二人は、ハンカチを必死で探してる。

もうこれは、勝ったも同然。

次のオニはユウタだ。

ボクは又、アヤちゃんの笑顔の正面に居座るんだ。

★☆★

ハンカチ落としです。

この少し前にアヤちゃん（可愛い・男子に人気）がオニになって、彼（幼稚園児）の正面から移動したのです。

だから、彼は、アヤちゃんの正面の場所に移動するため、隙をみせてオニになり、現在、アヤちゃんの正面に座るユウタくんの後ろにハンカチを置いた。

という、設定です。

横の二人は、アヤちゃんの横にいたいから、思い切りハンカチを探しています。

だが、彼は、アヤちゃんの横に座るより、アヤちゃんの笑顔が見れ且つアヤちゃんに自分の存在をアピールできる場所に座る事を目指しています。

そして、１４０字文章で、ここまで状況を解説するのは、ダメかもしれない。

★

〖１年目：第055話　三つ編み　《1-009》-2⃣〗

〖短編：白いカーテン〗

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい