（私の兔（うさぎ）ちゃん連絡網（ネットワーク）をなめないでね）

　八上比賣（やがみひめ）は、聖人君主面した８０人（沢山）の男達との褥（ベット）が粗雑かを知っていた。そして、最後の求婚者がどれほど優しく巧に愛しんでくれるかも。

勢揃いした彼等の前で

「私、大穴牟遲（おおなむぢ）様と結婚します」

…ちょっとぉ。

男の子も産んだ最初の妻（私）が、嫡后（正妻）じゃないってどういう事？

★☆★

古事記：『因幡の白兎』

毛が剥がれた素兎への対応

八十神

浴此海鹽、當風吹而、伏高山尾上

『この海の塩水を浴び、吹く風に当たり、高い山の尾根の上で伏せてなさい』

大穴牟遲神（大国主神）

往此水門、以水洗汝身、卽取其水門之蒲黃、敷散而、輾轉其上者、

『河口の真水で全身を洗いなさい。そして、その河口近くの蒲黄（ほおう）(蒲がまの花粉)を敷き散らしてその上で転がれば…』

え？　

『もし、あなたの目の前に、すっぽんぽん女子が現れたらどうＨしますか？』

の実践回答ですよね。これ。

ああ、石を投げないで下さい。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい