読後感の気持ち良い、文芸部の些細な物語

部長と後輩が所属する、アクティブ二人のみの文芸部。
図書館内にて、後輩が部長にひっそりと文芸部に関する不満が語られます。

遠すぎもせず近すぎもしない、絶妙な距離感での会話劇の中で、何となく二人の人物像や、今置かれている状況などが、見え隠れします。

その流れから、すっきりとしたオチまで、読んでいて心地の良い作品でした!