私らしい子育て

第1話 高齢出産

私のお腹の中で育ちきっていた彼女。

髪の毛ふさふさで4462グラムという巨大さで生まれ

出産後の私は出血多量で末期のガン患者のように肌が黄色くなっていたそうだ

そういう時って誰も何も言わない。

後から実はと言われる。

ビックちゃんと名付けられた彼女は、今は２歳。

イヤイヤ期真っ只中。

言うことなんか聞かない。

イヤだイヤだイヤだ・・

今日はお散歩で近所にセンターがあってその中に児童館や支援センターが入っていたり、社会福祉事務所があったりデイサービスや食堂まで色々あるなか、生涯学習でフラダンスをやっていた。

まさに、何か面白いことないかなと考えていた娘は一直線に直行。

そして陽気なフラダンスを踊るマダムたちに混ざり私は激しく手招きをしたが、彼女の耳には届かない。

おいでとマダムたちの仲間に入れられた娘は、私においでと手招きする始末。

それを、ああ迷惑かけてうちの子ときたら手に終えないととるか。

または、子供だからフラダンスに交ぜてもらえた。

大人が同じことをしたら、侵入者扱いはたまた入会させられる。

子供が楽しんでいたし、フラダンスのマダムたちも笑ってくれていたから、ハラハラしたけれど、これもありだなと思うかで育児は確実に変わる。

私らしくそして彼女らしい関係が育めればそれでいいのかもしれない。

周りの目は、気にしすぎると毒になる。

そう思えたある晴れた日の１コマでした。