第9話 東京には怖い人たちがいたんです。


「弱いやつから金を取るなんてことはな、利口すぎてよくないぜ」

 カツアゲに遭っていた中学生の俺を助けてくれた人は高そうな着物を来たイケメンだった。その人は俺の制服を見て「頭良い坊っちゃんか。いつかえらくなったら俺に恩を返してくれよ」と彼は笑った。俺は「はい、いつか」と返した。俺は本気で彼は冗談だった。それから十年後に俺が五言時組ごごんじぐみに拾われたのは偶然だったけど、俺にとっては運命だった。俺はその人を覚えていたけど、その人――つまり若は俺を覚えてはいなかった。

香坂広文こうさか ひろぶみ? 堅気かたぎの坊っちゃんがなんでこんなところ来ちゃったんだ?」

「入社した事務所が火事で燃えまして、金なくて困ってたらここを紹介されまして……」

「ふうん……俺は五言時絶海ごごんじ ぜっかいだ。……それでお前、今いくら必要なんだ?」

 若はその場で百万くれた。もう死ぬしかないと思うぐらいきつかった俺にとって、それは命綱になった。それだけじゃない。若はずっと俺を目にかけてくれた。家事ぐらいでしか役に立てない俺をずっと側に置いてくれた。堅気に戻れるようにと、俺に余計なことをさせるなと言ってくれた。些細なことで誉めてくれたし失敗しても笑ってくれた。話を聞いてくれるし挨拶もしてくれた。

 若はいい人だった。少なくとも俺にとってはずっといい人だった。

 そりゃヤクザだから汚いこともする。違法なこともする。弱い人を使い捨てにして荒稼ぎだってする。俺は若のそういう行為を裏から支えて彼を無罪にしていたから若が怖い人なのはよく知っている。それでも俺にとって若は優しくていい人だった。だから心から弁護したし心から信じていた。俺はそのぐらい若が好きだった。

「若、……俺、もっとあんたの役に立ちたいです」

「じゃあ無給で働くか?」

「はい」

 躊躇わずに答えた俺を見て、若は馬鹿にしたように笑った。だから俺はさらに若に食いついた。

「金なんて要らないです。俺は若の役に立ちたいですよ」

「お前は堅気だ。俺なんかに惚れ込むな。映画じゃねえんだ。今時、流行らねえよ」

 当時の若は跡目決めの争いで忙しかった。若の弟は頭がおかしいから上には立てないと言われていたが、そんな彼を若のことを目の上のタンコブのように思っていた年より連中が対抗馬に立てた。組を潰すような抗争が始まることは目に見えていた。

 若は二十八だった。

 若くて残酷で切れ者で、誰のことも信じてなくて、誰にも期待していなかった。その背中に彫られた鯉には色はなかった。色を入れる暇もなかったのだ。

「なあ、ヒロ、こんなところ長居してもいいことないぜ」

「……クビですか?」

「お前の判断次第だ。利口ならここで逃げるだろ」

 俺は利口じゃなかったから若の側に居続けた。若は「変なやつだな」と俺を笑った。

 そうして跡目をかけた抗争が始まった。血。命。鉄。仁義もなければ倫理もない。ルールもなければ時間もない。ニュースにすらならずに硝煙にまみれた死人が転がる。――結局たくさんの死人の末に、若が組長になった。俺たちはいろんなものを失ったけどその喧嘩には勝ったのだ。

「一度でも弟についたやつは切る。俺には要らねえ。そっちはそっちで好きにやりゃいい。だが、五言時の縄張りに来たら問答無用で殺す。それでこの件は終いだ。わかったな」

 弟についた連中は関西に拠点を移し、『絶対に関東に足を踏み入れない』という協定が交わされることになった。そして五言時組は二十人も残らなかった。その方が動きやすいと若は笑った。

 そうしてやっと若の背中の鯉に色が入った。見事だった。俺たちは拍手した。ようやく若が組長になったことを喜んだ。めでたしめでたし。……となるはずもない。

 そんなときにあの女が押し掛けてきた。桜川万希子。臨月の女が単身、組に押し掛けてきたのだ。若はめんどくさそうに彼女を見ていたし、俺たち舎弟も面倒くさいと思っていた。しかし彼女は怒っていたし泣いていた。彼女は若につかみかかって『あのクズをどこにやったのか』と泣いた。『あんなクズでもこの子の親なのに』と喚いた。

「うるせえ。その腹かっさばいてやろうか? どんなガキでも彼岸には一人で渡れるさ」

 若がそう言ったとき、なんと恐ろしいことに――彼女は破水した。

「え、……あ、……あ、これ、あ、……」

「落ち着け。ゆっくり座れ。……テツ、救急車呼べ! ナギ、タオル持ってこい! お前は泣くな! ……一回横になれ。どの向きが楽だ? ヒロ、そこの座布団持ってこい。……最後の最後まで面倒残していくクズだな、あいつは……。コラ、畳に爪を立てるな。仕方ねえな、ほら、手。俺の腕つかんでる方が楽だろ」

 そりゃもう、あの夜は『あれやこれや』と『なんやかんや』でてんてこまいだった。

「泣くな。今から泣いてたら出産で地獄見るぞ……子どもは男か?」

「……女の子」

「そりゃいいな。女なら跡目にゃなれねえ」

「……しないわよ、そんなの、絶対……ヤクザなんて嫌い……」

「弟と出会う前にそれに気付いておきゃよかったな。……この辺押したら少しは楽か?」

「うん、……ありがとう……」

「若、救急車来ました!」

 その女が若の腕をつかんでいたら、そりゃ病院側は父親と見なすし、そうなったら若は流されるように出産に立ち合わされるし、そしたら若についている俺もカーテン越しに女の絶叫を聞く羽目になった。

「いいいいー‼」

「叫んでねえで息しろ! 息しねえと、てめえも赤子も死ぬぞ!」

「うるさーい‼ あんたになにがわかんのよ‼」

「まだ力むなって言われてんだろ! 馬鹿か、てめえは!」

「他人事だと思って!」

「他人事なんだよ! なんで初対面の女の出産に付き合わされるんだ、……」

 それでも若はずっと彼女を支えていたし、彼女はずっと若の手にすがっていた。若は優しいのだ。特に女性には優しすぎるぐらいに甘い。

「……母親が失踪しただぁ?」

 だから病院からそんな連絡が来たら、若は朱莉あかりちゃんを引き取るしかなかった。そして引き取った当初の朱莉ちゃんは小さくて、猿みたいで、正直少しも可愛くなかった。

「……あの女絶対殺す、あの女絶対に殺す……」

「若、赤ちゃんに汚い言葉聞かせちゃだめっすよ」

「なんで俺が抱かないと泣くんだ? 俺の睡眠をなんだと思ってんだ、このガキは?」

「なんででしょうね、……はい、ミルクできましたよ」

「よし。……ほら飲め、クソガキ……なんで飲まねえんだよ、腹減ってんじゃねえのか!」

「叫ぶとまた泣きますよー……あぁあ……無間地獄……」

 若は朱莉ちゃんが泣くとすぐに起きた。元々は睡眠が浅い人だったから、赤子の泣き声に耐えられるはずがなかったのだ。

 眠れぬ若は夜通し庭を散歩し続けたし、昼間も船をこぎながらも彼女を抱き続けた。そりゃ抱き癖もつくわと今ならわかるのだが、当時の俺たちにそんな知識を持っている人はいなかった。ただ泣かれるとうるさいから困るから抱く。それだけだった。

 それだけなのに朱莉ちゃんはどんどんかわいくなった。

 三ヶ月になると夜泣きが嘘みたいにおさまり、もう本当に可愛くて仕方なかった。

「先生、この子はもしかして天使なのでは?」

 などと若が予防接種のときに真顔で言い出したときにはさすがに笑いそうになったが、しかし俺たち全員本気でそう思うぐらい可愛かった。

「朱莉ちゃーん、はー、可愛いー、若、俺にも抱っこさせてくださいよ」

「その次、俺な!」

「うるせえ! 起きるだろうが!」

 俺たちは馬鹿みたいだったし、実際馬鹿だったんだと思う。朱莉ちゃんの面倒を見ながら、ヤクザをやって、ヤクザをやりながら、朱莉ちゃんの面倒を見た。

 朱莉ちゃんは俺たちの弱点だった。そうして同じぐらい強さでもあった。

「次、俺! 抱っこする!」

「落とすなよ、俺たちの宝なんだから」

 俺たちは人でなしだ。赤子から人の愛し方を教わるような人でなしだ。だけど、だからこそ俺たちは本当に彼女を大事にしていた。彼女が壊されたりしたら、俺たちは今度こそ人の倫理を全部捨てるだろうとさえ思っていた。

「……朱莉、大好きだぞ」

 若だってそうだった。

 若が朱莉ちゃんを好きだと何度も言うのは、そう自分に言い聞かせていないと床に叩きつけそうだからだと、彼は嘆いた。こんな小さいものさえ殺したくなる。

 それはどうにもならない若の性だった。

「若、俺が預かりますからあんたは仮眠とってください」

「……すまんな、ヒロ」

 殺してしまいそうで怖いから何度も好きだと言う。まるで祈りのような愛だった。朱莉ちゃんはそんなことも知らずに、誰よりも若に懐いた。

「ぜっかいー!」

 二歳になる前には若のあとをついてまわる女の子になっていた。話すようになれば若ばかり呼んだ。若ばかり見ていた。それが本当に可愛かった。

「ウン? どうした、朱莉? 絶海は今ちょっとこのおっさんの拷問で忙しいんだが……ヒロ、ちゃんとおさえとけ。……はい、一本目」

「ちゅーして!」

「はいはい、ちゅーな。ちゅっちゅっ、はい、可愛い、可愛い。……はい、二本目いくぞーとっとと顧客名簿寄こせ。脚動かくなるぞー」

「ちゃんとして! ちゃんとちゅーしなきゃ、メッなの!」

「二歳にして小悪魔な女だな……はい、三本目……おい、失神してんじゃねえよ。拷問の意味がなくなるだろ、おーきーろー、よし四本目なー」

「ぜっかい! ちゅー!」

「うるせえな……、……ほら、しゃがんでやるからとっととしな……フ、ほっぺたくすぐってえや。……さてと、で、なんだ。言いたいことがあるんだな? そら、歌え」

 朱莉ちゃんは若の鼻に指を突っ込んできゃっきゃっと笑い、若は朱莉ちゃんのムチムチの手に頬をよせて「薬だな、これは」と笑う。そんな感じで俺たちはうまくやっていた。

 とはいえ日に日に、暴力団は生きにくい世界になっていた。法律、コンプライアンス、エトセトラ。様々な縛りができていった。そのせいで表の仕事が半分以下になった。

 だから「組を閉じる」と若が言い出したとき、さほど驚きはしなかった。

「すまない。ここからは堅気になってくれ。どうしてもなれんというやつは他の組にうつれるようにする。……希望を聞かせて欲しい」

 俺たちは堅気になることを選んだ。それで五言時組解散という……そのときだった。

 あの女が戻ってきたのだ。

「実家に戻りましたので私が育てます」

「……今更、この子の親の顔をするつもりか?」

「今更もなにも……三歳にもならない子どもに、物心はありません。すぐ忘れますよ」

 朱莉ちゃんは若の膝に座って不思議そうに自分の母親を眺めていた。そうして、母親に「お母さんよ」と言われると本当に不思議そうに若を見上げた。

「おかあさんってなに?」

「……お母さんとお父さんがお前を作ったんだよ」

「なんで?」

「なんでもだ。……お母さんと暮らしたいか?」

「ううん! あかりはぜっかいといっしょにいるの。けっこんするんだもん!」

 朱莉ちゃんは若の顎にキスをして「そうでしょ?」と笑った。若はそんな朱莉ちゃんを見て「……そうだな、……今なら、まだ、……この子は全部忘れられるな」と言った。

 それは、彼女を手放すと若が決めた瞬間だった。

「若、なんでっ、こんな、こんな女に朱莉ちゃんを渡すって言うんですか! あんなちっちゃい朱莉ちゃんをおいていなくなったクズですよ!」

「それでも桜川だ。朱莉はその方が生きやすい。それに、桜川に目をつけられたら堅気になんかなれねえ。……わざとこのときに来たんだろ。やることの汚さはヤクザ並みだな」

 若の言葉にあの女は笑った。

「汚いと言われようとその子は私の子どもです」

「……わかった。一週間待て。……もしあんたらがこの子と、俺の部下に手を出したら、刺し違えてでも全員殺す。……覚えておけ。この子がいない以上、俺は此岸に未練はない」

 若は笑った。ギラギラと目を輝かせて笑った。それが十三年前だ。

 それから俺たちは頑張って堅気になった。

 今じゃ農業やってるやつもいるし、俺みたいにフリーで稼いでいるやつもいるし、サラリーマンもいれば専業主夫もいる。いろいろあったけどまだなんとか生き残っている。でも若だけは堅気になりきれない。

 あの人は組のためだけに生きてきたから、組がなくなったときに命を半分捨ててきてしまった。だから一人にしておくと食べるどころか動くことさえなく、日がな一日眠るだけ。

 十年前に『このままじゃしんじまいます』と若に泣きついて、俺の会社の顧問になってもらった。若は俺のために俺の会社が当時抱えていた人材問題を解決してくれた。やっぱり若は仕事ができる人なんだとよくわかった。でもそしたらまた勝手に隠居してしまった。若はアルバムを日がな一日見るか、眠る人に戻ってしまった。

 このまま朱莉ちゃんの思い出がある家に住み続けてたら若がしんじまうから、と俺はまた泣きついて、若を人形町に引っ越しさせたのは八年前だ。若は嫌がったけれど、『そうしてくれなきゃ俺は腹を切る』と匕首の先を腹に押し込んだら承諾してくれた。それで俺の腹の右には傷ができた。それでも、若は引っ越しを決めてくれたんだから安いもんだった。とはいえ、若は朱莉ちゃんがさわったものを捨ててくれなかった。だからビルの大半はガラクタに埋まり、若はガラクタの山の中で眠りについた。このままじゃだめだ、なんとか人生を楽しんでもらおうと、人に貸すつもりでつくった二階の喫茶店スペースを若に使ってもらうことにした。最初の頃は真面目に喫茶店を開いていた。常連もできたし、町内会に顔も知ってもらえた。しかしバリスタの資格までとったところで、また眠るようになっていった。

 そんな風に、なにをしても、若は『ここまでやったからいいだろう』というように眠ってしまう。だからどうしても、一人にしておけなかった。

 ――そんな風に十三年だ。十三年の果てに、若のもとに今さらになってあの女から手紙が届いた。あの無茶苦茶な中身を見たとき俺は怒った。殺してやるとさえ思った。しかしその無茶苦茶に若が立ち上がったのだ。

「朱莉が帰ってくるのか? ……やっと?」

 久しぶりに若が自分から喋ってくれた。若はそれから「迎えに行かないと」「髪を切らないと」「着物はどこだったか」と、春が来て目を覚ました熊のように動き出した。

「ヒロ……また私を助けてくれるか?」

「もちろんです!」

 若と目が合うのは三年ぶりだった。

 今、若はずっと起きている。朱莉ちゃんがいるから、若は起きていてくれる。俺にとってはなににも代えがたい喜びだ。だから俺は朱莉ちゃんがここからいなくなることを絶対に許さない。もしものときは心も体も壊してでも、彼女はここに繋ぎ止める。

 ……などと考えているとも知らずに朱莉ちゃんは自由な女の子だ。

「絶海さんがアイドルになったらバズるもの」

 それはそうかもしれないが、よくそれを元組長に申し入れられるものだ。とはいえ朱莉ちゃんの頼みならば若は断らないし朱莉ちゃんさえいてくれれば起きていてくれる。

 だったらどんな馬鹿なことでも俺は全力でサポートするまでだ。

 ということで俺は懐かしい人たちに片っ端から電話をかけることにした。朱莉ちゃんがいることを告げると嬉しそうに声を明るくする馬鹿で、悪い、俺の仲間だ。

『朱莉ちゃんいるのかよ⁉ 写真送れ!』

「わかった。あと、今度朱莉ちゃんと若がアイドルになるんだよ」

『……ハァア? アイドルゥ? 頭、今年で四十五だろ?』

 そりゃそういう反応になるよなと思いながら、キッチンで練習をしている二人を見る。さすがに器用な若はすでに踊りを覚えた様子だが、さっきから朱莉ちゃんが同じところで間違えている。

「お箸を持つのが右なのにー! どうして私は左に回ってしまうのか!」

 若が汗をぬぐってから「マア、いいさ」と笑う。可愛くて仕方ないという目で、楽しくて仕方ないという目で、地団駄をふむ朱莉ちゃんを見つめている。

「若が朱莉ちゃんに弱いからなぁ……アイドルをやる羽目になったらしい」

『マァ、なんであれ起きていてくれんならいいけどさ……舎弟の俺らもなんかするか?』

「なんか? ヲタ芸とかか?」

 テツが『そうだな』というので「マア、やるか」と答えておく。多分、本当にやる羽目になるだろう。俺たちはあの子と関わるとアホになるのだから仕方ない。

『じゃ五言時組東京集合だな。予定つけるわ』

「おう、よろしくな」

 テツとの電話を切ってからキッチンに向かう。

「二人とも休憩したらどうすか? お茶でも飲みましょうよー」

「ア、ありがとう、ヒロさん」

「そうだな。ありがとう、ヒロ」

 二人が俺を見て笑う。それを見るのが一番嬉しい。だから俺はこの平和を死ぬまで守る、そう決めている。今時流行らない映画みたいな馬鹿話でもそれが俺の生きる道なのだ。

「結局、それなんの歌なんですか?」

「アメリカだ」

「ウエストサイドだよ?」

 全くわからないが、二人には通じているようなので「そうすか」と答えておく。それから予定をつけた祭りのチラシを懐から取り出す。二人はキョトンとしていた。

「再来週の浜町祭りのステージ、三十分確保しておきましたよー」

「「……ハ?」」

「アイドルになるんすよね? 町内会にかけあったら全面的に応援してくれるって! こういうのは場数ですからね。俺、お二人を応援します!」

 彼らは真顔のまま、まるでゾンビのような動きで俺に詰め寄ってきた。

「俺はお二人の役に立てるよう頑張りましたよ! ね!」

 俺が満面の笑顔を浮かべれば彼らは言いたいことをすべて我慢している顔で「アリガトウ……」と言った。俺は彼らにそこそこ愛されているらしい。やっぱり笑ってしまった。 

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