第7話


 気が付けば私は働いていた。


 そこには褒めてくれる人も怒ってくれる人もいた。


 悪口を言ってくれる人だっていた。


 鉛はそれを悪いことだと暗くさせるけれど、私はそうは思わなかった。


 私は強く成長して、全ての言葉に感謝できるようになった。


 そしてまた、あのホームランと、あの友達に会うために私はなんだって頑張れたのだ。


 だから、頑張れたのだ。


 外がなんだって楽しくなってきたのだ。

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