「叛逆」作者:髙木 春楡 様
47作目の感想は、髙木 春楡 様の「叛逆」https://kakuyomu.jp/works/1177354054917716511 についてです。
新年にこんな素晴らしい話を読めてよかったです。
創作に携わる人なら、読んだ後に元気になれる、そんな作品でした。
さて、ネタバレ感想いきます。
未読のかたはご注意ください。
☆
美大受験生、しかも浪人中の主人公。
裕福な家庭に生まれお金の苦労はせず、「好きな」絵を描いている。
その仲間と一緒に酒を飲み、絵について語る。
そうして辿り着いたストリートアート。
話題になると期待して絵を描く。
話題にはなったが、好意的ではなく……。
同じ行為をしていても、名声によってその評価は異なる。
まさにそうだなあと納得しました。
本当、群集は無責任だなと。その声は本当意味が無いような気がしてきました。
絵の評価に関しても同じで、本物が描いているのに、群集は偽者が描いたものと思って批判。
ところが、次の絵で本物が公表すると、評価は一転する。
筆を折った仲間の気持ちわかります。
あとは情熱を高めた仲間の気持ちも。
主人公が選んだ道、本当に素晴らしいと思います。
彼の言葉で、どれほどの生徒が救われるか。
自分の感性で作品を見る、そして自分の感性で作品を書いて、その良さを自分で認める。
悩んでいる自分にとって光のような作品でした。
この度は企画に参加くださりありがとうございました。
次48作目は、春嵐 様の「そして彼は途方に暮れる」https://kakuyomu.jp/works/1177354055142486903 についてです。
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