「ミッドナイトウルブス ~ボクの隣の走り屋の話~」作者:石田 昌行 様
45作目の感想は、石田 昌行 様の「ミッドナイトウルブス ~ボクの隣の走り屋の話~」https://kakuyomu.jp/works/4852201425154875989 についてです。
車に全く詳しくないのですが(免許すらなし)物凄く楽しめました。
車を走らせたときの臨場感、戦法など走り屋の面、ヒロインや同級生の若さ溢れる恋愛感情、主人公が背負う深い悩み、大変面白く読ませていただきました!
さて、ネタバレ感想下記にいきます。
未読の方はご注意ください。
☆
全く車はわかりません。
免許をとったことはありましたが、ペーパーの上失効してしまったくらいの知識なので、読み始める時心配でした。
ところが、これは面白い。
もちろん知識があったほうが楽しめますが、なくてもその戦法などがバトルの様相を成していて面白いのです。
魔術師と言われるので、もちろん仕込みがあって、それを使って華麗に勝負に勝つ。
本当、レースの勝ち方がすごかったです。
これは惚れますよ。
しがない30代の地方公務員と思ったら、実は過去はとんでもない魔術師で。
彼をヒーローと慕う幼馴染の女子真琴視線で、驚いてしまいました。
彼に挑む男も癖があってよかったです。
皆に彼の正体がばれた後に、なぜしがない地方公務員をやっているのか?真琴がなぜ彼をヒーローとして慕うのか。
それがどんどん一つにつながっていくところが、またいいですね。
私は伏線が苦手……というかプロットを上手く作れないので、凄いなあと思いました。
書き方、構成、どれも素晴らしいし、キャラ達の個性が際立っていて本当素晴らしい作品でした。
レビューにも目を通したのですが、その通りで皆さんに知ってほしい作品だと思いました。
この度は企画に参加くださりありがとうございました。
次は、46作目の感想、ライ月様の「叙述トリック談義」https://kakuyomu.jp/works/1177354055102329432 についてです。
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