「吸血鬼たちの学び舎」作者:koumoto 様
おはようございます。
10作目の感想は、koumoto 様の「吸血鬼たちの学び舎」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888737332 についてです。
シュールで、淡々とした吸血鬼の学生の日常かと思ったら、いやはや……。
吸血鬼とは何か、その存在とは。
何とも言えない読後感に襲われました。
さて、下記にネタバレ感想書きます。
未読の方はご注意ください。
☆
主人公の正は、この学び舎に来て日が薄い、飄々とした少年吸血鬼。
そんな感じで始まった物語。
血が蛇口から出たり、吸血鬼独特の淡泊さに、まあ、人とは違う生き物になってしまったら変わるよなあと思いつつ読み進めました。
吸血鬼になったのに、それを否定する転校生の明日香を、正と同様にウザいと思ってると……。
なくなる記憶は、長く生きるための吸血鬼独特の本能だと思っていたら……。
明日香の訴えから、物悲しさが加わり、ラストまで。
正はこれから一人で抱えて生きているのだろうな。
そこまでして吸血鬼が生きるのはなぜか、奥野先生はシステムだからと流しそう。
こういう吸血鬼の話はいいですね。
ある日人であることをやめざるえなかったら、こうなってしまうのもわかるし、吸血鬼のメカニズムも面白いです。
この度は企画にご参加いただきありがとうございました。
11作目の感想は、永遠こころ 様の「―バイクに関するエトセトラ―」https://kakuyomu.jp/works/1177354054896681929についてです。
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