どんな汚れもとれるマジカルクリーナー
「こちらのマジカルクリーナー、なんと洗剤がいりません!」
「え!」
「どんな汚れもこのクリーナーが触れただけで…このように消滅するんです!」
「ホントだ、すごい!」
「不思議ですよね。実はこのクリーナーの表面に秘密があるんです」
「なんだか黒いですね」
「はい。よく気づいてくれました。実はこの黒いのはマイクロブラックホール、なんです!」
「え、ブラックホール!?」
「そうなんです!どんな物質も時空の穴に吸い込んでしまうんですね。しかも物体を吸い込めば吸い込むほどブラックホールは巨大化して、吸引力が強くなるんです!」
「わあ、ホントに大きくなってますねー」
「でしょう?もうこうなると誰にも止められませんっ」
「そうなんですね。…て、え、ちょ、嘘ですよね?」
「……」
「え、ホントは止められるんですよね?…冗談ですよね?」
「止まり……」
「……ま」
「ません!!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます