2024.07.22 ルックバック
コロナになって元気の無かった俺と嫁さん娘ちゃんでしたが、病み上がり復活祭に出かけることにしました。
息子くんが夏合宿に行った土日は何故か皆が夏休み気分になれるのです。
まずアヴェイルでワートリのコラボを買ってタツキ先生のルックバックを観るという娘ちゃん。
(おまえ何言ってるんだ?)な俺と嫁さん。一緒に行く映画が「アヴェイル」なのか「ワールドトリガー」なのか「ルックバック」かも分からず検索する俺たち。
映画ルックバックは、あのチェーンソーマンの藤本タツキ先生の半自伝作品でございます(笑)。
結論からいうと、この映画は漫画愛やクリエイティブ経験のある人にはぶっ刺さる名作でした。
ふたりの少女が出会い、漫画家として走り出す物語。そこに努力や計略や打算は全くない。
そこには、ふたりだけに許されたような純粋な共感だけがあった。すぐに壊れてしまいそうな奇妙な絆に号泣する娘ちゃんと俺。
懐かしくて、かけがえのない旅の思い出をみるような切なさ。そして迎える苦いエンディング。
「泣きすぎてアタマ痛くなった」という娘ちゃん。「だって豪遊した思い出も5000円しか使わなかったとか、超愛おしい奴ら」
「うんうん」俺はハンカチを忘れて大失敗だった。「わかる。パパも読者アンケートからのサイン付きはんてん見たら、先生の大ファンですってシーンから、作内ルックバックおきて涙腺とんだわ」
「えっ、パパも泣いたの?」といったのは嫁さんだった。「ちょっとバッドエンドは私あんまり。可哀想すぎだったよね」
「……」
「ママには刺さらなかったみたいね。自分より絵が上手い小学生がいるなんて許せないとか思ったこと無さそうだし」
娘ちゃん。お前は思っていたのかよと思いながらも共感できる。
次の日、嫁さんは映画の代名を「キックバック」と言っていた(笑)
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