キャラクター本人に質問してみよう! 質問シートver.1.1.7……に応えてみた。(fromしーちゃんのスカート)
――インタビュー前。
作者:はい、それでは、マイクチェックかねてそろそろ回し始めますね。
それでは本日はよろしくおねがいします。
ショウ:あ、はい……よろしく、おねがいします。
作者:もうちょっとマイク近めかな。こんなもんで、あ、お茶とお菓子はご自由に食べていただいて構いませんので。リラックスして。
ショウ:あ、はい、いただきます。――あ、おいし。
(千鶴:あんまりしーちゃんいじめないでね!)
作者:(咳払い)えーと付き添いの方、声、入っちゃいますので。
ショウ:ちーちゃん、大丈夫だから。
作者:それでは、質問に入らせていただきます。――
【基本事項】
◆お名前は?
A.臼井
◆どの作品ご出身ですか?
A.『しーちゃんのスカート』です。
◆一行で作品のあらすじをどうぞ。
A.えーと、ぼく……わたしと、ちーちゃん……亀山千鶴さんが、仲良くなるお話です。
◆作品内ではどのようなご活躍を?
A.え、活躍?
(困った顔をしてしばらく無言になる)
(千鶴:しーちゃん、走ること、走ること)
――あ、走ります。
◆あだ名はありますか?
A.しーちゃん、かな。
◆ご年齢は?
A.11才です。
◆外見年齢は?
A.え……ちょっと待ってもらっていいですか?
(作者:はい、どうぞ。
ショウ:ちーちゃん、あのこと話していい?
千鶴:あれ? いいよ。
ショウ:わかった。……もう大丈夫です。
作者:ではどうぞ。)
――13才くらいに見られてるときがたまにあります。
◆性別は?
A.(無言で考え込む)
(作者:ノーコメントでもいいですよ。
ショウ:いえ、けど……
千鶴:ノーコメントで!)
◆血液型は?
A.A型です。
◆ニ親等以内のご家族の構成は?
A.にしんとー? ってなんですか?
(作者:両親、祖父母、あとご兄弟ですね)
――パパとママと、父方の祖母と、母方の祖父母です。
(千鶴:パパのほうのおじいちゃんは?
ショウ:去年死んじゃった。それでおばあちゃんが老人ホームに入るっていうから、おじいちゃんおばあちゃんの家に家族3人で越してきたの。それから、猫を里親の会から引き取って)
◆生年月日は?
A.平成20年、4月3日です。
(千鶴:早すぎ、出会ったときにはもう過ぎちゃってる!
作者:あの、付き添いの方? もう少しお静かに。ケーキ、私のも食べて結構ですから。
千鶴:はーい)
◆国籍は?
A.日本ですけど。
◆現在の住居は?
A.神奈川県〇〇市です。
◆種族・人種は?
A.え、アジア人? ホモサピエンス? ええと、これでいいのかな。
(作者:付け足したければご自由にどうぞ)
――じゃあ、セクマイです。
◆使用言語は?
A.日本語かな、猫語が分かればいいのにって毎日思ってます。
【外見】
◆身長は?
A.148センチです。
◆体重は?
A.40.5キロ
◆スリーサイズを教えて頂けますか?
A.え……あの、測ったことないんですけど。
(作者:それならそれでけっこうですよ)
◆髪の色は?
A.黒です。染めてよかったら、思いっきり脱色して、ピンクとむらさきと金にしたいです。
◆髪型は?
A.うーん、ショートボブ? 今伸ばしてるんで、なんとも。
◆瞳の色は?
A.茶色です。カラコンしたいです。
◆目は? 大きい・小さい・細目・普通・一重・二重・腫れ目・タレ目・つり目・三白眼・猫目・その他
A.ふつうだと思うけど……
(千鶴:はぁ!? 大きいじゃん。大きくてぱっちり二重。まつげも長いでーす。
作者:あの、付き添いの方? あくまでも本人の自覚の話ですので……。
千鶴:けどわたしよりパッチリしててまつ毛長いのは本当だし)
◆視力は? 眼鏡? コンタクト?
A.右が1.2、左が1.5です。裸眼です。
◆耳の形は? 人間・エルフ・獣・その他
A.人間です。ふつう、かな。
(そういいつつ、付き添いを見る。付き添いの千鶴、大きくうなずく。)
◆口の色は?
A.色って……(首をかしげて、口を大きく開いてみせる。健康的なピンク色をしている。歯並びも多少不揃いながら悪いというほどではない)
――どうですか?
(作者:ふつうだと思います)
――じゃあ、ふつうで。
◆鼻の特徴は? 高・中・低・鷲・丸
A.(千鶴:シュっとしてまーす)……だそうです。
(作者:……)
◆肌の色は?
A.ブルベかな。
(作者:ブルーベース、寒色系や青っぽい色が似合う青白っぽい肌、という意味ですね?
ショウ:あ、はい、そうです。それです。)
◆顔の形は? 丸顔・卵型・面長・四角・黄金比・その他
A.小顔ってちーちゃんには言われるけど、そんなことなくない?
(千鶴:小顔だよ!)
――まだわかんないよ。大きくなったら四角くなるかもしれないし。
(千鶴:今の時点では小顔だもん!
ショウ:大人になったらわかんないって!
作者:あの、ケンカはやめてくださいね。)
◆ご自分の体型を一言でいうと?
A.やせてるほう、だと思います。
◆健康状態は? 持病などお持ちですか?
A.(嫌そうな顔で)それってどういう意味ですか?
(作者:えー、精神科と内科に定期的に通院はなさってますね。性別のことについては考えなくて結構です)
――じゃあ、けんこーです。
◆他に身体的な特徴があれば、どうぞ。
A.(ふてくされ気味に)答えたくないです。
(作者:この質問は避けたほうがよかったかもしれませんね。申し訳ありません。
少し休憩してから他の質問にまいりましょうか。
――録音止まる。)
(――録音再開。
作者:それでは残りの質問、少し長いですが、よろしくおねがいします。
ショウ・千鶴:よろしくおねがいしまーす)
【性格】
◆普段ご自分のことは何と呼んでいらっしゃいますか?
A.ぼくか、わたし。
◆癖・仕草・口癖・決め台詞はありますか?
A.とくにないと思います。
◆方言・口調・語尾は?
A.標準語だと思ってるけど、関東って方言とかあるんですかね?
(作者:少ないほうかもしれませんね)
◆長所は?
A.足が速い、譜面が読める、音感がいい……あとなんだろう。
(千鶴:カワイイ! 服のセンスがいい!)
◆短所は?
A.臆病者、かな……。
(千鶴:そんなことないと思いまーす。
作者:付き添いの方、ほどほどに。
千鶴:はーい)
◆外交的? 内向的?
A.内向的、かな。
(作者、千鶴を見る。千鶴、黙ってうなずく)
◆積極的? 消極的?
A.これは、どっちだろう……。考えたこともないです。
(千鶴:積極的だと思うよ)
◆攻撃的? 平和的?
A.平和的です。これは、絶対。
◆熱血? 冷静?
A.うーん、ハマると熱中するけど、それと熱血って違うんですよね?
◆几帳面? ルーズ?
A.真面目にやるときは、真面目にやろうって決めてます。
(千鶴:どっちかっていうと几帳面だと思う)
――そうかなー。
◆強気? 弱気?
A.弱気。
(千鶴:うそでしょ。初対面とかそういうときだけじゃん)
――弱気で。
◆強引? 臆病?
A.臆病です。
(千鶴、笑いながら首を横にふっている)
◆排他的? 融和的?
A.んー、どっちだろう
(千鶴:しーちゃんが排他的だったら、私達仲良くなってないと思う)
――それもそうだね。融和的です。
◆勘が鋭い? 鈍感?
A.鈍感。
(千鶴:そうかな? 繊細なのって鈍感とは違くない?)
――勘がよかったら、たぶんもっと色々器用に生きてると思うよ。
(千鶴:そっか、それはそうだね。
作者:鈍感、ということでいいのかな)
◆引きずるタイプ?
A.(しばらく考え込んで)考えないようにはしよう、とはしてるんですけどね。
(千鶴:前の学校のこと?
ショウ:それもあるんだけどね)
◆正々堂々? 姑息な手段も使いますか?
A.(しばらく考え込む)
(千鶴:あの、マイク止めてもらっていいですか。
作者:はい、止めます――はい、録音再開です)
――ケースバイケースってことで。
◆潔癖? 気にしない?
A.気にしない、かな。
(千鶴:もうちょっと気にしてほしいときとかあるよ
ショウ:(手を叩いて笑う))
◆運は良い? 悪い?
A.良いと思います。
(作者:理由をきいても?)
――体と心の性別が違っても、まだ『死にたい』と思ったことがないから。きっと、わたしは運がいいんだな、って。
◆利己的? 犠牲的?
A.考えたことないです。
◆理性的? 感情的?
A.理性的なほう、だと思います。
(千鶴は大きくうなずいている)
◆強欲? 無欲?
A.強欲かなあ。
(千鶴:そんなことなーい)
――だって、男の子に生まれたのに女の子になりたいって思ってるんだよ?
(作者:それは欲とは関係ないのでは?)
――そうですかね。
(作者:私はそう思います。
千鶴:わたしもー)
◆革新派? 保守派?
A.わたし自身は、穏やかに過ごしたいと思ってるけど……周りはみんな、革新派かなあ。
(千鶴:みんなしーちゃんが好きで、しーちゃんが自由に生きられるようにしたいだけだよ)
◆その他、性格について語りたいことがあれば、どうぞ。
A.え、とくにないです。
【趣味・嗜好】
◆好きな食べ物は?
A.お肉、からあげよりは焼き鳥とか。
◆嫌いな食べ物は?
A.イカの塩辛とか、ママが食べるナマモノのおつまみ。
◆食のスタイルは? 甘党・辛党・薄味・味音痴・偏食・菜食主義・食べられないもの・アレルギーなど
A.んー、朝ご飯はパンにジャムが一番好きかなあ。
◆趣味は?
A.歌うこと。
◆特技はありますか?
A.走ることと歌うこと。
◆好きな色は?
A.シャボン玉の色。
◆嫌いな色は?
A.抹茶の色。
(千鶴:なんで?
ショウ:ちっちゃいとき、イモムシの上に座って潰しちゃったことがあるの。その時の服のシミの色と、抹茶こぼしたときのシミの色が同じだったの)
◆音楽は好きですか? どんなジャンルを聞きますか?
A.なんでも聞きます。K―POPとかも聞くし、中村中さんとか、女王蜂のアヴちゃんとかも、教えてもらってから聞くようになりました。
◆普段の服装は?
A.スカートが多いです。
(千鶴:また変な質問のコーナー?
作者:……)
◆親友もしくは相棒は?
A.(ちらっと付き添いの亀山千鶴を見て、恥ずかしそうに笑う)
(千鶴:なによー)
――なんでもないよ……あ、カラフ!飼い猫のカラフです。
(千鶴:ちょっとー! 私はー?)
◆好きなものは?
A.パパのピアノ、ママの香水。
◆嫌いなものは?
A.わたしのことを、人前で大声で話す人。
(作者:もしかして、私のことですかね。小説にして公開しているし。
ショウ:あ、ちがいます。そういう意味じゃなくて……『へんなの』って言いたいだけで大きな声でわざわざ言うような人です)
◆恋愛対象は? 異性愛者・同性愛者(ゲイ・レズビアン)・両性愛者
A.それは、ノーコメントで。っていうか、そういうのまだわからないし。
(作者:わかりました)
◆好きな外見は? 身長・スタイル・髪の色や長さ等
A.モデルのイシヅカユウさんみたいな人になりたい、って思います。
◆どんな人を好きになりますか?
A.それって、恋愛とは違うんですか?
(作者:恋愛対象以外もふくめて、大きな意味で)
――じゃあ、わたしをふつうに見てくれる人。
◆好きな人に求めるものは?
A.(じっと千鶴を見つめる)……特にないです。
(千鶴:言いたいことがあるなら言って!)
――ないです。ほんとに。
◆恋愛経験は?
A.ないと思います。
(千鶴:前の学校の一番足が速かった子は?)
――あれはライバルだもん。
◆Sですか? Mですか?
A.どっちだと思う?
(作者:M寄りだと思う
千鶴:S
ショウ:Sはちーちゃんでしょ! いつもくすぐってくるじゃん)
◆他に性的趣向はありますか?
A.趣向? 指向じゃなくて?
(作者:趣向でお願いします)
――じゃあ、特にないです。
◆趣味・嗜好について、他に語りたいことがあれば、どうぞ。
A.最近手芸とか、自分で服を作ることにも興味が出てきました。
(千鶴:髪の毛留めるの、可愛くてよかったよ)
――こう言ってくれる子もいるし、やっぱり服も買うより作ったほうが安いような気がするし。
【社会的項目】
◆学歴もしくは経歴を教えて頂けますか?
A.小学5年生ですけど、今は休学してフリースクールに通ってます。中学受験のために塾にも通ってます。
◆お仕事は?
A.勉強して、カラフのお腹撫でて、パパがちーちゃんに歌を教えるときは、その手伝いもします。あと、お洗濯物を取り込むとか。
◆現職・もしくは過去の地位は?
A.地位かぁ。リレーの第一走者かなあ。
◆専門分野は?
A.短距離走と音楽だと思う。
◆免許や資格はお持ちですか?
A.英検5級。
(千鶴:うそ、ほんと?)
――英語は前の学校でもやってたので、試しに受験したらとれちゃいました。
◆愛用の乗り物・動物は?
A.自転車。カラフは、大きい猫だけど乗れるほど大きくはならないよね?
(作者:飼い猫でそこまで大きくなることはまずないですね)
◆知能レベルは五段階で言うと?
A.3かなあ。
(千鶴:どうせわかんないんだから5っていっちゃえばいいのに。
ショウ:それは見栄っ張りだよ)
◆知識レベルは五段階で言うと?
A.2です。
(千鶴:模試、どうだったの?
ショウ:偏差値だと志望校は合格有望だったけど、まだ5年だし。知らないことはたくさんあるよ。)
◆信仰しているものはありますか?
A.祖父のお葬式のときはお坊さんが来てたから、仏教徒だと思います。
◆どちらの学校に通われていますか?
A.家から自転車で通えるところのフリースクールです。
◆部活動は?
A.(首をかしげている)
(千鶴:フリースクールっていつもなにやってるの?
ショウ:それぞれ好きなこと。わたしは、手芸とか好きで、そういうの得意なお姉さんから教わってる
作者:……これは無回答ということでいいのだろうか……)
◆クラスでのポジションは? リーダー・人気者・委員長・三枚目・ぼっち・不良・腫物・高嶺の花・平凡・虐められている
A.ぼっち!
(千鶴:ウソです、ちょー人気者!)
◆学業成績は?
A.学校の成績はわからないんだよね。通ってないから。
(千鶴:塾は?
ショウ:個別指導だから、得意とか苦手とかしかないんだよ)
◆得意科目は?
A.算数は、文章題。国語は長文読解。漢字は読めるけど書けなくて。
(千鶴:もしかして、本読むの好き?
ショウ:うん。フリースクール行く途中に図書館があって、毎日行き帰りに寄ってる)
【戦闘能力】
◆運動能力は?
A.走るのは得意ですけど……戦闘能力かぁ……。
(千鶴:キックとかは?
ショウ:まず、暴力反対。)
◆主力武器は?
A.キーキー叫ぶ? 裏声の一番高いところとか。
◆他の装備は?
A.猫のカラフに引っ掻いてもらう?
◆特殊能力はお持ちですか?
A.音感は良いほうだと思う。
(千鶴:絶対音感とか?
ショウ:それがないの。けど、聞いたメロディを楽譜に書くとかはできるよ)
◆戦闘スタイルは?
A.とにかく逃げる。
◆必殺技は?
A.……変装?
(千鶴:自分でそれ言っちゃう?
ショウ:けど他に思いつかないし)
◆あなたの師は?
A.パパ……ええと、父の臼井光です。
◆宿敵・天敵は?
A.前はいたけど、今はまだいません。
◆弱点は?
A.性別の話とか、将来の話とか、他のわたしと同じ境遇の人の話を聞くと、今後つらいことがたくさんあるような気がして、不安な気持ちになります。
自分も、そのうち『死にたい』って思うようになったり、そう思うほど、誰かに嫌われたりするのかなって……。そういうのが、弱点かな。
(千鶴、よりそって、ショウの手をにぎる)
【最後に一言】
ショウ:え、なんかある?
千鶴 :宣伝しなきゃでしょ。
ショウ:あ、そうか。『しーちゃんとスカート』21年1月中に完結予定です。
ぜひ読んでください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055472123629
*****
作者:用意した質問は、以上となります。お疲れさまでした。インタビュー終了です。
ショウ:ふー、
千鶴:後半疲れてたね―。
作者:おふたりとも本日は長い時間ありがとうございました。
ショウ・千鶴:ありがとうございましたー。
作者:それでは、こちらのほう、つまらないものですが、おみやげとして用意させていただきました。よろしければお持ちください。
千鶴:え、私の分も? いいの?
ショウ:わざわざすみません。
作者:まだ本編しばらく続きますが、結末までよろしくおねがいします。
ショウ・千鶴:こちらこそ。
――録音、終わる。
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