第47話 大戦
カイトがシャドウに技を見せようとした時、
(リリス) 「カイトくん。あなたはそこでなにをしてるの?」
賢星第1項のリリス・シャルロッテが街にいた。
(シャドウ) 「これはこれは。賢星最年少にして最強の魔力ホルダーのリリスさんではないですか。」
(リリス) 「あなたは誰。それより、カイトくん街では避難がでていたはずですがなぜまだアルカナにいるのですか?」
リリスはカイトが聖剣を手にしたことをまだ知っておらず喋りかけたのだ。
(カイト 心) 「1番でくわしては行けない人に出会ってしまった。でも、まだ俺が聖剣をもっていることは知られていない。ここは穏便に済ませて魔力適正陣営の要塞にいかなければ。」
(カイト) 「特訓に夢中になっていて気づいたら人がいなかったものですから、今から避難しようとしていたところです。」
シャドウは小声で、
(シャドウ) 「王。私はこれで。技、楽しみにしております。魔剣リベリオンはアルカナの地下通路を抜けたところにございますので。」
シャドウはそういうと姿を眩ませた。
(リリス) 「そうだったのね。今から戦争が起きるわ。すぐにでも避難場所に移動しなさい。」
(リリス 心) 「さっきのマントの男、どこかで…」
(カイト) 「すみません、すぐに移動します。お手数お掛けしました。」
(リリス) 「えぇ。それではまた学校でね。」
そういうとリリスは姿を消した。
(カイト) 「危ない。本当に焦った。」
(黒夜叉) 「主。すぐにでも向かった方が宜しいのでは。」
(カイト) 「わかってる。すぐに行きたいんだけどシャドウが言っていたことの方がきになる。先にそっちを済ませて移動しようと思う。」
カイトはそういうと地下通路に繋がる橋に向かった。
一方、アルカナの北西では。
(ギャバン) 「この光の反応は…システィーナ!!」
(システィーナ) 「ギャバンさん!」
(ギャバン) 「良かった、お前が見つかって。戦争が始まってしまった。皆に念話をしてくれるか。場所は剣心の塔だ!よろしく頼む!カイトくんは私の力で見つける。まだ念話をできるようにしてないだろ?」
(システィーナ) 「はい…。すぐに念話を使って皆さんを連れていきます!」
(ギャバン) 「頼んだ!」
(ユーカ) 「リリス。こんな所に居たのね。」
(リリス) 「ユーカさん。アルカナの住民の避難は完了しました。」
(ユーカ) 「わかったわ。すぐに賢王の元に行きますよ。」
(リリス) 「なぜ、こんなにも急に事が進んでしまったのでしょうか。」
(ユーカ) 「密偵部隊に聞いたけれど、聖剣第1項が抜かれたみたい。それも若い子のてによって。名前と容姿は分からないからそれを聞く意味でも向かうわよ。」
(リリス) 「はい。」
(リリス 心) 「カイトくんはなぜあそこに。聖剣第1項が抜かれる。まさか…」
間もなく魔力適性陣営と魔法適性陣営との戦いが行われる…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます