第8話 15歳 出発

(宗一郎) 「あっという間の1年じゃった。正直、今の儂より海斗。お前は強い。胸を張れ!この、三神宗一郎が言うんじゃ。」

(海斗) 「ありがとう師匠。でも、その言い方だと師匠有名人みたいな言い方ですね。(笑)」

(宗一郎) 「お前は優秀な弟子だ。でも、自分の命の重みを理解しておらん。十分そこを気をつけ、肝に銘じておけ。わかったな。」

(海斗) 「はい!師匠!では、中立都市アルカナにいってまいります。次お会いする時は俺が凄いやつになってからです。約束します。」

(宗一郎) 「よし、いってこい!」

(海斗) 「いってきます。師匠!」

(海斗 心) 「ありがとう。師匠。この15年は絶対に忘れません。」


そうして海斗は人間族の大陸スフィアに向かっていった。


大陸スフィアは人間族の大陸で今は魔法陣営と魔力陣営(剣士など)で大陸が真っ二つに別れている。今は冷戦状態となっているが100年前までは領地の奪い合いなどがずっとされていた。大陸の真ん中に魔法結界が組まれており、これを管理しているのが中立都市アルカナ最高機関の精鋭魔術師とのことらしいが細かくはのっていない。

その真ん中に位置しているのが中立都市アルカナ

ここは魔法適正者や魔力適性者が一緒に暮らす街で永劫学園というのは大陸スフィアの中でもっもと武力や魔法を学べる学校として有名で、聖騎士(せいきし)や賢星などはほぼここからでている。


東の国からは歩いて1ヶ月程はかかる。東の国から大陸スフィアに入るには入館ゲートと呼ばる、大きい砦がありそこをぬけてやっと入れるものだ。

なぜ、大きい砦があるというと、亜人族やエルフ属の入館の為につくられたのだ。これは次の種族通しの戦争を防ぐために100年前に制定されたもの。

そして、東の国もそれの対象となっている。

その砦をぬけて、中立都市アルカナを目指しても徒歩だとこれも1ヶ月以上かかる道のりになる。しかし、入館ゲートを抜けると馬車などがでており、時間で決められたものがある。なので安心して中立都市に向かうことができる。


海斗は魔力適正が高いため足に身体強化を施し、走った。

東の国は離島のため大きい橋がかけてあり、それを抜けると入館ゲートに着く。


(海斗) 「このスピードでいけば4日はかからないかな。まぁ、ゆっくりいけばいい。時間はたくさんある。余った時間で記憶を戻す術(すべ)を見つけて、刀の鍛錬と魔法もやろう。」


この時、海斗は自分のスピードに気づいていないため、周辺の村の住民は何が通ったのか検討がつかない状況だったという。


そして、1週間かけ入館ゲートに着いた。


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天鍔海斗の持ち物

刀:黒夜叉 光月

永劫学園入学テストエントリー用紙

服:黒いロングコート 黒いズボン 黒い革靴 刀を刺すベルト 魔力安定ピアス


天鍔海斗の容姿について

髪は白髪で肩にかかるぐらいの量

前髪は左目の方だけ隠すためにすこし長い。

身長178cm 体重59㌔


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