第4話 光と闇
海斗は外でまっていると、師匠が協会からでてきた。
(宗一郎) 「海斗。いくぞ。」
(教主) 「お気を付けて。宗一郎様、海斗様。」
(海斗) 「教主様ありがとう!また今度!」
そういうとアレキサンドライトはニコッと笑い一礼した。
師匠は家までまたなにも喋らず海斗の前を歩いた。
家に着き師匠は口を開いた。
(宗一郎) 「海斗。そなたは14歳にも関わらず、神創神明流の総集神伝までマスターしとる。正直、儂から教えることはほぼないんじゃ。すまぬな、老いぼれじゃから。」
(海斗) 「いえ、師匠。俺はまだまだ鍛錬が足りません。師匠から1本取るのにまだ時間がかかってしまいます。なのでまだ鍛錬は必要です!師匠!修行の方よろしくお願いします!」
そういうと宗一郎はだまって、
(宗一郎) 「今日は寝ろ。そこまで言うならまた明日から死ぬほどハードな修行いくから覚悟しとけい!」といって部屋に戻った。
しかし、海斗は寝れなかった。自分のステータスをみてまず初めに光属性と闇属性という異質の魔法をどうにか使って見たいという知的好奇心が湧いた。
静かに外にでて、家から5㌔先の開けた場所で使ってみることにした。
光属性と闇属性を使うにあたってなにも知識はなかったが自ずと体が反応した。
右手から漆黒の闇が、左手からは光を放出した。
それを制御できないと思い、おもむろに目を閉じてしまったが、目を開けるといとも簡単に自分の力となっていた。そして、ひとつ閃く。
(海斗) 「これを刀に纏わせて神創神明流の型に合わせてみたらすごい強いんじゃないか、これって。」
これまで海斗は無意識のうちに魔力制御をして身体強化を行い、鍛錬を積んでいたため、閃いたことにより色んなものが見えてくるようになった。
そんなこんなで3時間ほど自分で考え、思考し、修行をして、山奥の家に戻った。
戻っていざ家に入ろうとすると、家の隣の倉庫が光っていた。なにかと思い入ると、二本の刀が白と黒できれいに照らしていた。白い刀はすごい輝いており、黒い刀はすごい禍々しいオーラを放っている。
この輝いている刀と、不気味な雰囲気を出している刀の2本を海斗はふれてしまった。
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