第13話墳墓のダンジョン3
どのぐらい寝たか、目が覚めたら焚火も消えていたけど、魔物は現れなかったようで、五体満足で朝を迎えられた。
焚火は消えてるし、探知も寝てる間は出来て無かった…。
どんだけ無防備だったんだよ。
まあ、動きが緩慢なスケルトンに寝込みを襲われてもすぐに目覚めて対処は出来そうだけど、寝ながらでも探知を維持できるように練習しないと…。
それに加え、ダンジョンの中だから、朝なのか夜なのか分からなくなるよね。
もうこうなったら暫くは10階層を拠点にしてダンジョン攻略をしていこう!
そして11階層…。
うんスケルトンが木の棒持ってるよ!
緩慢な動きで近づくと木の棒を振り上げて襲って来るけど、動きが緩慢だから簡単に避けられるし、あまり上層階のスケルトンと変わらないんだけど、一応下層に行くごとに強くなっている感じなのか?
そんな事を思いながらも、木の棒で頭蓋骨を砕き、浄化魔法で消滅させを繰り返し、魔石と、たまに何故かスケルトンと一緒に消滅しなかった木の棒を回収しながら下層へ進んでいく。
この消滅しなかった木の棒はドロップアイテムというやつか?
なんかショボいな…。
下層に行く度に木の棒を持ったスケルトンの数が増えるだけといった感じなんだが、ダンジョンとはこういう物なのか? それとも上層階だからなのか?
考えても無駄だし、スケルトンを破壊し浄化しながらどんどん下層に向かって行き、そして疲れたら10階層に戻り休むを繰り返す。
そして、何故か10階層に戻ると赤いスケルトンが待ってるんだけど、これは時間が経つと階層主が復活するパターンなのか?
まあ頭蓋骨を破壊し黄色い魔石を回収して終了だから良いんだけど、もっと下の階層主が強い場合はペース配分考えないと、休憩場所の確保が出来なくなるな…。
そう思いながらも10階層で休息を取るが、それにしても異世界テンプレのステータスが見れないのは痛いな、ステータスが見えれば自分がどの程度強くなったか分かるんだけど、ステータスが無いから全く実感が湧かないし、唯一体感で魔力が増えた感じがする事と、身体能力があがった気がするけど、急激に成長した訳でもないからホントに身体能力が増えたのかイマイチ実感ない。
さて食事をし、焚火を焚いて、探知を発動しながら寝よう。
明日は20階層まで進みたいし!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます