第3話
円陣が、ぎりぎりまで
「おいおい」
前線指揮官。通信しなくても話せる距離。
「膠着だぞ。どうするんだ。全体指揮官が前に出るか?」
「いや。相手のアクションがあるはずだ」
回りを見渡しながら、索敵を続ける。
「まだなんとか能力は五分五分ですけど、1歩間違えたら」
後方支援。能力のスムーズな移行に注力している。
「耐えてくれ。必ず何かある」
爆発。予備兵力のほう。
「うおお。わたし。私のところに殺到してきたっ」
「後方支援」
「はいはい。能力回しますね」
ぎりぎりの膠着。
相手の動き。
何か、光った。
「そうか。そこか」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます