パワレルワールド
リンゴ
第1話 不思議な異世界
《夢の中》
元太「あれ、ここはどこだろう・・・。」
僕は目を覚まして周りを見渡すとここは不思議な異世界だった。
元太「えっ、何か景色が変わっている。」
僕は窓の外を見るとまるで戦争で町が焼けた感じがした。
だけどそこには誰も見たことが無い異世界だった。
元太「もしかしてここって、パワレルワールド⁉」
《部屋》
元太「うわっ、何だ夢か。」
僕は慌てて窓を見ると普通の日常風景だった。
元太「よし、今日も1日頑張ろう。」
僕は制服に着替えて朝食を食べにリビングに向かった。
《リビング》
元太「おはよう、母さん、父さん。」
僕の両親は僕が生まれたあとに亡くなったけれど今は一人で生活をしている。
現在、僕は高校2年生だ。
だから僕は毎朝、写真を飾っている。
元太「いただきます。」
一人での朝食は正直、寂しいけれど今は家族の温もりがあって僕は安心した。
まるで両親がまだ生きているような感じがして僕は心の中では泣きそうな気持ちになってそれが急に悲しくなっていた。
元太「ごちそうさま。」
僕は食器を片付けてそれから、カバンと鍵をかけて学校に向かった。
《遊歩道》
元太「何か、今日は良い天気だなぁ。」
僕は空を見上げた。
元太「ん、これは・・・。」
地面に落ちていたのはペンダントだった。
元太「誰かの落とし物かな?」
僕は急いで交番へと届けた。
《交番》
元太「あの・・・。」
お巡りさん「ん、どうしたの?」
元太「これ、誰かの落とし物なんです、誰のか分かりますか?」
お巡りさん「ちょっと見せてください。」
元太「はい。」
お巡りさん「これ、どこで拾ったんですか?」
元太「遊歩道です。」
お巡りさん「遊歩道ですか・・・、では持ち主が見つかるまで君が持っていてください、きっと落とした人が分かりますよ。」
元太「はい、分かりました。」
そして僕は謎のペンダントを持つ事にした。
?「・・・。」
《教室》
元太「おはよう。」
生徒A「元太、おはよう。」
元太「これ、朝拾って来たんだ。」
生徒A「元太、変な物を拾ったら駄目だよ。」
元太「でも、さっき交番に行ったよ、落とし主が居ないから僕が預かっているんだけど、見つからなくてさ。」
生徒A「元太って優しいんだな。」
元太「そんな事無いよ、あっ、僕ちょっと散歩して来るから。」
生徒A「先生が来る前には教室に戻って来いよ。」
元太「うん。」
《体育館裏》
元太「試しにやってみよう。」
?「こんにちは。」
元太「こんにちは。」
?「それ、私のペンダント。」
元太「えっ、これは君のだったの?」
?「うん、私は君に協力をして欲しいからわざと落としたんだ。」
元太「そうなんだ、でも協力って何すればいいの?」
?「簡単だよ、君が《異世界》に入って仲間を探して欲しい。」
元太「君の仲間は居ないの?」
?「うん、でも私は仲間と一緒に逃げようとしたが大魔王に捕まって私だけ君の街にやって来た。」
元太「そっか、僕は元太。」
メアリー「私は、メアリー。」
元太「メアリー、僕も一緒に行くよ。」
メアリー「うん、行こう。」
そして元太はメアリーの仲間を助けるため一緒に冒険をする事になった。
果たしてどんな冒険が待っているのか。
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