第245話 ハーレム解禁

何と言ったらいいのでしょうか。

今までこうならないよう避けてましたが、何故か突然、もう避けなくていいんだ、そう思えてしまってます。

気が付けばアーダとザーラと何度も体を重ねました。

「順平殿を、だんな様と呼んでいいだろうか?」


アーダがそんな事を聞いてきます。

「好きに呼んだらいいさ。」

「では旦那様と呼ぼう・・・・しかし、愛した者とこうするのは、何というのか素晴らしい!25年待った甲斐があったというものだ!」

《25まで処女とか恥ずかしすぎたが・・・・順平殿・・・・旦那様は悦んでくれた・・・・色々恥ずかしかったが・・・・それにザーラもだ!あんなすました顔をして、まさにメスのごとき悦びようじゃったな!》


遂に2人に手を出してしまいました。

王族の2人です、もう後戻りはできないでしょう。


だけどその・・・・2人は素晴らしかったんです!

いや、きっとこの2人以上の美女とはもう出会う事が無い・・・と言うか、これ以上の美女がいるのかな?

それになんだか本当に僕を愛してくれてるし・・・・絶対にないけど、その場で死んで?って言えばきっと自殺してもいいと思えてしまうかも。


いや・・・・どうしてこんな規格外の美女が僕を好きになるんだろうね?


この後しばらく2人と過ごします。


翌日、ヘルトラウダさんがやって来たので、アーダとザーラと色々と・・・・最中だったけど、もう面倒なのでヘルトラウダさんを部屋に入れたんだ。


驚いてたけど。

「旦那さま、ヘルトラウダももう旦那さまの嫁。抱いてやってくれぬか?」

「え?いいの?」

僕はヘルトラウダさんを見ます。

どうやら期待してたようですね。

「あ、その・・・・今すぐ!お願いします!」


・・・・

・・・

・・


気が付けばさらに翌日になっていました。


僕は、僕の妻になったという女性を全員集め、話し合いをする事にしました。

妻?同士はある程度認識を共有してるようだけど、僕がまだ色々わかってないので、改めて確認と言う意味も含め話をします。


「じゃあ、色んな褒賞に、王族のアーダとザーラが降嫁、元アーダの夫が亡くなって公爵位が一つ空位になったので、褒賞代わりに僕が新たな公爵家を興して、フェンリルの住んでいた場所付近を領地に貰った、という事なんだね?それに友郁や泉をはじめ、召喚者のうちの何名かは僕の妻になった・・・・と。」


「恐らくそれで合っておる。」


よくわからない部分もあるけど、もうなんだかすべてを手にしたような、そんな感覚?


その後妻の序列?も確認します。


ある程度把握したと思っていたのですが、並行世界で僕が抱いた侍女さんがずらっと待っていました。

僕の侍女さんが代表して発言するようです。


「常山様はいよいよ解禁なされたとお聞きいたしました。つきましては私達、その・・・・常山様の装置で・・・・並行世界でしょうか?あの装置で体験した・・・・抱かれていた女性を・・・・妻に迎え入れていただけませんか?勿論私もそう願っているのですが。」


あ・・・・そうだよね。


「その、人数多いよね?ちょっと考えさせてくれないかな?その、君たち嫌じゃないの?」


「とんでもございません!むしろこのまま疎遠になるのが嫌でございます!」


「ええと・友郁たちにスケジュールを確認して、でいいかい?」

「はい!それで構いませんわ!では・・・・私達が確認しにまいります!」


何処で間違ったんだろうなあとか思いつつ、

いつの間にかハーレムを築いていた順平だった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る