第164話 高級旅館

僕と友郁は、ギルドを後にし・・・・宿へと向かいます。


意外と?ギルドに近い場所に一軒はあり・・・・


落ち着いた雰囲気の・・・・見た感じめっちゃ高級な・・・・旅館?



「いらっしゃいませ。」


・・・・よくわからない・・・・和服じゃないけど、なんだかそう言った感じに見えなくもない服?を着ている30代ぐらいかな?の女性が出迎えてくれる。


「あの・・・・ここには風呂があると聞いてやってきました。今日宿を探してるのですが、ギルドからここを紹介されました。」


「あら、ギルドからの紹介ですか?では2人は冒険者でしょうか?」


「えっと・・・・そうなのかな?よくわかりません・・・・単なる旅人かな?」


「さようでございますか・・・・当旅館は、男女別の大風呂と、貸切の風呂がございます。そして、お部屋に風呂がご用意できる部屋も一部御座います。」


お?部屋にある?でも小さくない?


すると友郁が・・・・

「そのお部屋のお風呂って、大きさはどんな感じでしょう?」


「ええとですね・・・・湯船は・・・・大人が4名ほど同時に入っても、窮屈さは感じられないぐらいでしょうか?」


「まあ!順平さん!そこにしましょ!」

え?いきなり?値段も聞いてないよ?

「ですがその、少々値段のほうがお高くなりますが・・・・」


ですよね・・・・


「あ・・・・お高いですか・・・・ちなみに一泊おいくらほどかしら?」


「当旅館は、食事も提供できまして、食事込みで・・・・少々お待ち下さいまし、流石にあのお部屋はそれほど借り手がいないのです・・・・そうですね、2名様でございますね・・・・通常おひとり様金貨1枚(10万円)、2名様ですと金貨2枚(20万円)でございますが・・・・今回初めてのご利用という事で・・・・2名様金貨・・・・1枚?でご利用いただけます?(あら?こんな値段でしたっけ・・・・?)」


うん?半額?元が高そうだけど・・・・


「順平さん・・・・さっきお金貰いましたよね?足ります?」


今日だけなら・・・・足りるね。


「今日だけなら十分かな・・・・?泊ってく?」


「はい!ではええと・・・女将さんかな?そのお部屋を一泊お願いします。」


「畏まりました?(あれ?なんで金貨1枚?あらら?)では・・・・申し訳ございませんが、値段が値段ですので・・・・前払いでお願いできますか?」


「あ、そうですよね・・・・では、これで。」


僕は先程貰った金貨を差し出します。


「・・・・確かに領収いたしました。では、お部屋をご案内いたします。」


風呂があるとだけ聞いてるけど、その他は聞かなくてよかったのかな?


でも・・・・友郁がご機嫌だ・・・・

まあいいかな?

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