第108話 意図せぬ展開が・・・・

この装置を使った後、才村さんは、すでに何度も体の関係になっていると錯覚してしまう・・・・


なので、暫くすると、皆さんの様子がおかしいのです。


変な目つきで見る女性、顔を真っ赤にさせている女性、ちょっと股間をもじもじさせている女性・・・・


そんな中、まさかの古手さんが立ち上がり

「私の息子!娘!ああああ!会いたい!ちょっと貴方!あれは貴方との子供よね?」


「え・・・・ええ・・・・先ほど見せた中に出てくる、古手さんの子供は・・・・僕との間に授かった子です・・・・」


すると驚く事に、頭の装置を外し、いきなり上着とスカートを脱ぎだし、僕の所に勢いよくやってきます。


「今すぐセ●クスを!早く赤ちゃんを授からないと!さあ!何をしているの?あの世界の中の出来事を!今すぐするわよ!!」


ショーツまで脱ごうとしたので、流石に全力で止めにかかります。

その、ブラとショーツ姿なので、目のやり場が・・・・

「私とあんな事をしておいて、今更よ!さあ、早く息子に、そして娘に会いたいわ!」


・・・・これは・・・・先ほどの、まだ起こっていない出来事と、現実を混同してしまってる?


すると才村さんが・・・・


「だ・・・・駄目え!順平さんは私の彼氏なんだから!」

古手さんも負けてないです。

「結婚してないんでしょ?婚約も!ならいいでしょ!私はあの子たちと会わないといけないのよ!さあ、常山順平とやら、今すぐ私と関係を持ち、妊娠させなさいよ!」


・・・・一番厄介だった古手さんが・・・暴走している・・・・

だけど・・・・


「ちょっと待って!あの子たちに会いたいなら・・・・それは今ではないのですよ!あの世界で関係を持った時、そのタイミングでないと、あの子たちに会えませんよ?」


僕は一応そう指摘します。


「あああ!そ・・・・・そうだったわ!あれは何日後の出来事なの?」


ここで森江さんが割って入ってきます。

「古手さん・・・・あの子に会いたいのは、私も同様ですわ。きちんと話を聞いて行動しないと、会えないわよ!今すぐ妊娠したら、それこそ違う子が生まれて、あの子にはもう二度と会えないのよ!」



「そ・・・・それは駄目ええ!あの子たちじゃないといけないのよ!あ!!どうしたら!」


そしてみずかさん・・・・が話に加わります。

「それにしてもすごい世界だったわね!まさか順平さんが、ハーレム作って、それを私たち全員が受け入れてるのですもの・・・・私今すぐセ●クスしてもいいのよ?そして・・・・あの世界を再現しましょ!あの子・・・・私も別の子では駄目!あの子じゃないと!」

・・・・あれ?なんか話が・・・・おかしくなってる?

あの子供・・・・見せたとおりに行動しないと授からないんだよね・・・・?

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