第38話 スキルに関する他の答え
「ええと、スキルはこのような感じでよろしいでしょうか?」
「あ、待って下さい・・・・」
そして侍女さんが割って入る。
「あの、常山様はスキルに関しては・・・・”では・・・・この世界と、本来僕達がいるはずの世界との違いですね。さっぱりわかりません。この中で特に聞きたいのは、一つはスキルです。スキルって何ですか?今日でここに来て3日になりますが、全く理解できません。次にレベルです。この世界の人にはレベルの概念が無いと説明を受けましたが、私達転移者にはあると聞いてます。この違いは何でしょうか?次の質問は、魔法ですね。私達の住む世界には魔法が存在しません。これも理解できません。さらには、スキルの増え方です。講習を受け、スキルが増えましたが、他にも僕、スキルが増えたんです。これはどうやって増えたのか・・・・ある程度確証はあるのですが、これは普通知っている事なのでしょうか?それとも誰も知らないから、黙っていた方がいいのかと思い、才村さん以外には言ってません。”と仰られています。」
受付の女性が・・・・
「ええと、まだ一部しか答えていませんね。まずスキルの事を掘り下げますが、ええと、常山様は自力でいくつかスキルを増やす事ができたのでしょうか?」
「ええ。何か問題でも?」
「いえ・・・・スキルは簡単には増えませんので、何かあったのかしら?と。」
「ええと、レベルです。スキルにレベルがあるんです。」
「あ、レベルですね。申し訳ありませんが、レベルに関してはお力になれません。私達にレベルの概念はございません。ランクならありますが、おそらく常山様の仰るレベルというのは、そのような物ではなさそうです。レベルは召喚者様、転移者様だけに現れる現象です。ですので、レベルを起因とした結果は、私共にはわかりかねます・・・・。」
「そ、そうですか・・・・では、恐らく私が今から聞いても分からないのですよね?困ったな・・・・」
「ええと、どのような内容でしょう?」
「今からの内容を、一切外部に漏らさないのであれば・・・・お話しますが。」
「・・・・分かりました。では契約書をご用意いたしましょう。」
契約書?何事と思ったけど、それを受付の女性及び、侍女さんの分を出してくる。
「ええと、この契約書は、ここに内容を書き、サインをいたします。すると拘束力が発揮され、契約違反をすれば、相当なペナルティがその身に襲い掛かります。では・・・・常山様と才村様のお話を、他言無用で、ですね。つまり、誰にも話すな、と。一応この場の全員は情報共有者となりますので、この面子以外に人がいない時は話ができるように多少契約にゆとりを・・・・できました。」
よく分からないけど、外部に話が漏れないんだね。
あっという間に侍女さんと受付の女性がサインをする。
「これで問題ないでしょう・・・・では、お願いいたしますわ。」
僕はレベルが・・・・スキルレベルが上がり、レベル5になると、ツリーが解放され、その下にスキルが複数生えて?増えた事を説明する。それと魔法も扱えるようになった、と。
「え?そのような話は聞いた事がございませんわ。しかも、魔法も?信じられませんわ。」
・・・・え?結構簡単に増えたけど?
「その・・・・常山様、スキル、ステータスを確認してもよろしいでしょうか?」
「ええと、いいですよ?」
「分かりましたわ。この前来て頂いた時のスキル、私概ね覚えておりますから、比べて見ましょう・・・・才村様も宜しいでしょうか?」
「え?私?常山先輩、どうしたら?」
「ええと才村さん?秘密は守ってくれるみたいだから、調べてもらおう?」
「常山先輩がそう言うなら・・・・分かりました。どうぞ?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます