14配信目 【#魔王様の宴】5万人記念で凸待ちじゃ!【キラキライブ/ニーナ・ナナウルム】
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:この配信大丈夫なんか…?
:魔王様爆死会場はここですか?
:お墓って普通に日本式で大丈夫?
:十字架のほうがいいんじゃね
:あぁ、おいたわしや……
:皆、もっと魔王様のこと信じろよ!
:とりあえず1万円くらい香典置いとけばおk?
:
:魔王様の宗派分からんからのし紙どれにすればええんや…
「あのな、お主ら我のことなんじゃと思っておるんじゃ…… 揃いも揃って我が死ぬだの、我が息絶えるだの、お墓立てようだの…」
:配信キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
:はじまったw
:凸待ちとか魔王特攻の攻撃じゃん…
:死のカウントダウンが…
:キタ━━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━━!!!!
:だって……
:Criticalヒットで死ぬじゃん…
「お主らが我のことをどのように見ているのか、よーーく分かった。
じゃが、くふふ、今日は主らが思う我とは
:何する気なんだ
:今宵限りなのか
:くふふって笑うのかわいい
:マネージャーに代わってもらうのはダメだぞ
:え、なになにコワイ……
:凸待ち0人とかやめてクレメンス
:今からでもゲーム配信にしていいのよ?
:0人は笑えないから…
:やめろ、その先は地獄だぞ――
「まあまあ、見ておれって(笑)。
っと、早速お一人目が来てくださったぞ。立ち絵も画面に映して…… じゃあ、自己紹介の方してもらっても良いかのぅ?」
「はい、皆さんこんにちは~。はじめましての方ははじめまして! 好きな色はパステルカラー。
ニーナちゃん、5万人達成おめでとう~!♡」
「と、言うわけで記念すべき1人目はキラキライブ1期生にして至高の存在、白月ノゾミちゃんじゃ!」
:ファ?!
:ノゾミちゃん?!?!?!
:へぁ!?
:????????????????
:え?え?
:んっっっ????
:は??????
:????
:ええええええ
:( ^ω^)おっ?
:え?あ?
:ふぇあ???
:なぜに?!??!?
:( ^ω^)?
:????
「いやぁ~、ノゾミちゃんもお忙しいのにわざわざ来てくださって、ありがとうなのじゃ」
「ううん、全然! かわいいニーナちゃんの為だもん! 一番乗りしようと思って待機してた!」
「本当にありがたいお話じゃ。実は何を隠そう我はノゾミちゃんの大ファンでしての、今お話しできてとっても興奮しておるのじゃ」
「知ってるよ~、いつも見てくれてありがとう!」
:え、え、え???
:幻覚?????
:??????
:え、マジなに
:誰だお前
:声もマジモンのノゾミちゃんだし、え?え?(CPU100%)
:まじでどういうカラクリ?
「この前発売されたボイスも素晴らしかったのじゃ。ASMR配信とかもよく拝聴しております」
「ふふっ、本当にファンしてくれてるんだね。
私もニーナちゃんの配信みてるよ~? 初めての配信で私のこと大好きって話をしていっぱい喋ってるのも見た!」
「いやぁ~、アレも見られましたか。いやはやお恥ずかしい限りじゃ(笑)」
:俺は夢を見ているのか……?
:私の愛娘が立派に会話してる…(落涙)
:いつもの魔王様じゃない…
:僕たちのコミュ障魔王様を返して!!!
:誰よこの女!
:カラクリ分かったわ
:↑マジか!?
:ここが…桃源郷なのですね…
:これ普通に録音だろ
:あー、録音か
:事前に台本用意して
:確かに録音だわ
「なんじゃお主ら。我が喋っておるノゾミちゃんが録音だと思っておるんか……
まったく…… 我は悲しいぞ…」
:魔王様は録音じゃないっぽい
:バレてあせってるw
:自分は実際に話して、ノゾミちゃんは録音かw
:録音とは考えたな
:ノゾミちゃんよく協力してくれたなw
:タイミングみて再生ボタン押してると思うと草
:それは草w
:草というか普通に悲しい…
:タイミングみてボタン押すの結構技術
:草だけど笑えねえw
「おいおい、お主ら本気でそう言っておるのか? 普通に悲しいぞ…… いや、逆に我のことをよーく理解しているということかもしれんのぅ。一概に怒れんわ。
じゃが、これだけははっきりと言っておくぞ? ノゾミちゃんは録音ではないぞ?」
:命乞いはみじめだぞ
:もう自供しちゃおう、魔王様?
:諦めて投降して?
:録音じゃないなら証拠よろ
:エビデンスが重要なんですよ
:魔王様… (´;ω;`)ブワッ
:かつ丼あげるから素直に話して
「ノゾミちゃん、こやつらこんなこと言っておりますぞ……」
「むぅ…… 私、本当に録音じゃないよ?
そうだ! じゃあ証拠に、みんなのアカウント名読み上げるね!
えーっと、『アザラシ』さん、『M-007』さん、『しふぉん』さん、『パンジャンドラム』さん、『田中』さん、『魔王様のおみ足ペロペロ1番隊』さん…… って、この方すごい名前ですね… アハハ…」
:?!?!?!?!?
:ファ?!
:ワイの名前呼ばれた!?
:まじで録音じゃないんか?!
:ぺろぺろ1番隊ってなんだよ…
:?!
:ま、まて。まだ全て仕込みの可能性が(震え声)
:俺の名前呼ばれた!
:おみ足ペロペロしたいのは分かるけど名前w
:どこかの英国の失敗兵器もいますね…
「おお、ノゾミちゃんナイスなのじゃ!
ふふふ、どうじゃお主ら? これで録音ではないことが分かったじゃろぉ? して、足を舐めたい変態がおるようじゃな? まったく、ノゾミちゃんになんてこと言わせるんじゃ…! まぁ、我のことを
「録音じゃないって分かってくれたみたいで良かった!」
「それじゃノゾミちゃん、もっとお話しましょうなのじゃ。
えっと…… どんな話をしておったかのう……」
「えーっと、お互いがお互いの配信を見てるよーって話をしたところだったっけ?」
「おお、そうじゃそうじゃ。
我、ノゾミちゃんの配信の中でもASMR配信が一番好きなのじゃが、最近ASMR動画のアップがなくて寂しいのじゃ…… もっと欲しいのう…… という個人的な願望を言ってみたり… チラッ」
:まて、まだ頭の整理ができていない
:なに個人的な要求してるんw
:そんな要望言えるまでコミュ障改善したんか(涙)
:たしかに最近ノゾミちゃんのASMRなくてツラ谷園
:普通に会話再開して草w
:草に草を生やすなデコスケ野郎
:まじかー、こんな日が来るなんて……
:うれし涙で画面が見えねえ…
:(´;ω;`)ウッウッ…
「うーん、ASMR動画に使うマイクって普通のマイクじゃなくて、『バイノーラルマイク』っていうんだけど、実は私、自分のを持っていないんだ~。
性能が低いマイクだと音質悪くてリスナーさんたちに申し訳ないし、やるときはちゃんとしたのをレンタルしてやってるの」
「そうじゃったのか…… バイノーラルマイクって結構良いお値段するからのぉ」
「そうそう! 最高級のダミーヘッドマイクなんて100万円するって聞いてビックリしちゃった!」
「なるほど、つまりはノゾミちゃん専用の最高級のマイクがあれば良いわけじゃな。メモメモ…」
:ダミヘって100万もするんか
:魔王様なにメモしてるんw
:リスナーのために妥協しない配信者の鑑
:魔王様良からぬこと企んでそう
:ノゾミちゃんレンタルだったのかアレ
:バイノーラルは安いのだと音質があれだしな
:やすいのでも1万はするぞ
・
・
・
「今日はありがとうなのじゃ、ノゾミちゃん!」
「ううん。こちらこそありがとう! いっぱいお話できてたのしかったよ! またね~」
「……どうじゃ、お主ら?
これが―― これこそが、魔王ニーナ・ナナウルムなのじゃ」
:めっちゃドヤってるw
:いやまじか…
:無事に会話が終わった……
:通話が終わった今でも信じられん
:すごい夢うつつな気分
:でも俺まだ信じてない
:名前読み上げも絶対仕込みなんだ!(自己暗示)
「まだ疑っておる者も結構おるのぉ…… ククッ、きっとお主らは配信が終わるまで理解不能じゃろうな。
……っと、続いてのお客様がお見えになったの。皆もよく知る、あのお二人さまじゃ」
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