第五回ブラックユーモア杯
総評と、次回予告?
カクヨム作家の皆様、お疲れ様でございます。
(ここからいきなり、閲覧注意??? 残酷描写も──なきにしもあらず)
ブラックユーモア大会ということで、ブラック的にやって参りたいと思います。どうぞおつきあいください。
※管理人は悪ノリしてるんじゃないかというお声をいただきそうですが、「皆さんのすばらしい作品を読みすぎてこうなってしまった」との見解を示しています。
(事件その1)駆け込み乗車が禁止されていない場所
「いつもヒトキワ荘は後半、とっても静かなんですよ、めったに後半作品来ないんですよ。今、講評書いています」と最終日の夜、「笑いのコンダクター氏」とメールのやりとりをしていた最中に突然華麗なる滑り込み参加を果たした初参戦「おくとりょう氏」も含む、第五回大会・ブラックユーモア杯、32人のツワモノ作家さんたちの43作品にも及ぶ暴挙の数々(力作)がこちらにて配信中(自分も含まれているのがどうにも解せないですよね、引くのめんどうなので許して)。
電気をつけてお読みいただけなければ、目の健康は保証できません。
https://kakuyomu.jp/user_events/16816700427121902671
(事件その2)血で血を洗う……
Twitterでこれでもかと宣伝に力を入れた管理人(40歳──端数は切り捨てています)。恐ろしいことに、川系小説大賞などに参加されている名うての作家さんたちが殴り込み(参加し)に来てくださった。
いつも見かけぬ顔(ニュー・フェイスさん)はいっぱい来てくださるので新しい作品にこっそり触れられるこの秘密の遊び(企画)は楽しみなのですが、今回はおぞましい(うれしい)ほどに血みどろの戦い(激戦)になったと思います。
「あんたの秘密(企画)、見た(読んだ)よ……」
そう言ってくださった作家さんたちもいました。「ブラックユーモア」はこんなにも人々を陥れる(人気な)のか。
(事件その3)口から飛びでてくる言葉たち
電子魔窟(Twitter)に「スペース」という公開で会話を交わす機能がついていることに最近気づいた管理人。
実は、なんと、何人かの黒魔術師(カクヨム作家)さんたちと直にお話しする機会が身に降りかかりました(恵まれました)。
私が会話させていただいた作家さんたちはこの企画で出会った方たちばかりです。
実際にそのおどろおどろしい生声(素敵なお声)を聴くと、作品のイメージそのままのお人柄のように感じられ、身の毛がよだつ思いでしたよ(おもしろかったです)。
悪夢(創作)について、化け物屋敷(ヒトキワ荘)についてもお話を伺え、血の涙を流しました(感慨無量でした)。
(事件その4)白く閃く刃も嫌いじゃない
前大会で、次回の予告をした後にまるで秒速というようにナイフを投げてきた(新作をアップした)のは朽木桜斎氏でしたが、実は、凪常サツキ氏も、集会には来なかった(参加されなかった)ものの、書いてくれていました。
『白黒つけようZe☆!』 クックック……(おもしろい)。
伝書鳩(ツイート)でも企画用に書いていますと知らせてくださいましたし、私もすぐに読ませていただいたのですが、狂気の沙汰(ブラックユーモア)ではない、というご判断だったのではないでしょうか。私もこちらは上質なホワイトユーモアであるな、と思いました。
凪常氏とは(事件その3)で述べた「スペース」で3、40分くらい話し合いました。呪い(創作)について。とても震えあがりました(楽しかったです)。
あと、管理人もずっとホワイトユーモアでやってきた狂人(人間)なので、正直、今回ほどのたうち回ったことはありませんでした(書くのがしんどかったことはありませんでした)。
(事件その5)要項守ってくれてありがとう……
今回の参加作の中には、「これはブラックユーモアではないな」と思われるものも数作たしかにありました。
ただテーマに関しては私は作者様にお任せしています。
「人間にとって受け入れ難い負の世界(感情)を笑いにしたもの」とすれば、かなり広いものになりますでしょう……。それこそ、この世の中、なにからなにまでブラック尽くしなのではないかと。
これからもテーマは自己判断でよしとして、その他の要項に関してはお守りいただきたく存じます。
勘違いによるトラブルを防ぐために私の方で作品を削除することは現在行ってはおりません。
今回、守られていない作者様にコメント等でお知らせしたところ、ご自身で削除対応をいただけました。今のところ、そんな感じでやっていけたら……。
タグ付けも本当にありがとうございます……。
(事件その6)私はドジョウすくいは得意じゃないらしい
それから、前回の魔王(覇者)、椰子草奈那史氏が一度ご投稿くださったのを仕切り直ししてくれたことに関して、私個人の「ネタかぶり」等の見解を示しておきます。
私は、人間の生物的機構、社会的機構があるかぎり同じことを考えつく、発明が同時期に重なる、ということは多々あると思っています。有名な商業作品ならまだしも、ウェブ作品であれば数も多く、全部を調べるのは不可能でしょう。
パクリでないことは言わずもがな!! しかし、創作活動をする者たちにとっては「かぶっている」と思われることだけでも気持ちのいいものではなく、由々しき問題ですよね。
私は、「柳の下のドジョウを誰より早く見つけたよ」云々よりも、内容や文章、それにより得られた感動の方を評価したいし、してもらいたいと思っています。
椰子草氏のしゃれた「遊び心」は感じられましたし、私も以前、罪を犯したかもしれません(同じことをやったかもしれません)。
今回はヒトキワ荘のことをお気遣いくださったようで、そこまで思っていただけるなどもったいないことで、なんだか恐縮しました……。かたじけない……。
私も拙作のパロディのパッチワークにて「口とロは似ていても違うやろ」という感じのメッセージを込めてみたが、なんの足しにもならなかったようですね……。
(事件その7)ブラックの味わい、そして阿鼻叫喚
なにはともあれ、地獄の番人たち(ゲスト審査員)と、三人で心を込めて選びましたよ。
私の選考基準は、「後味の悪さ、苦さ」です。これがブラックの醍醐味ではないでしょうか? そしてもちろん、笑いもすばらしいこと。この二つがなにより際立っていると思えるものを突き刺しました!(選びました!)
あ、地の底から叫び声(レビュー)をあげてくれた方たちもいましたね。
勝手ながら、管理人より、優れたレビューを投じてくださったお二人に「グッドレビュー賞」をちらつかせましょう(進呈しましょう)。
【特別賞】
・言葉のセンス半端ないわ賞 南のとさん
「最初の火遊び」「全方位から迫りくる」は、さすが。あまりのセンスに管理人は夜間診療に運ばれそうになりました。でも馬車馬のように働かなければならないから、ほうほうの体で会社には行きましたよ。
・魂の応援団長賞 なかとさん
「ヒャッハァー!! 」は、地の果て、ならびに智の果てまで届きそうな勢いでした。私の心にキノコが生えましたよ。また私が人生の山岳地帯に迷い込んだときも、あなたの応援があれば必ずや生還できるでしょう。そういう者に、私はなりたい。
管理人が優秀ブラック作品を5位まで選ぶとしたら、こういう感じです。
(敬称略)
1、修士の異常な愛情/名取
2、このひと頭おかしい/はさみ
3、ふいごのように/南のと
4、いちゃラブ地雷/佐倉島こみかん
5、下衆/塩塚不二夫
はっきり申し上げて、好きな作品ばかりで、3位以下は混戦でした。ですので、いくつか感想を書かせていただきましたが、それでも追いついていないと思っています。
今回はご存じのとおり、ゲスト審査員さんをお招きしましたので、上記の順位は別として、三人で一つずつ選び、その三作品の作者様を住人として認定させていただきました。お二人らしい素敵な講評、そちらもお楽しみいただけましたら管理人としてもうれしいです。
(事件は終わり、次回のヒトキワ荘ですが……)
年末のお休みに向けてババーッとやりたいところですが、12月にまた「カクヨムWeb小説短編賞2021」が始まるんでしょ? 1月31日までなんですって。宣伝してやりましょうぞ(偉そう)。
ヒトキワ荘ご参加の作者様って、すごい方多いですし、きっと参加作品を書き下ろしされる方もいるんじゃないかな? そう思います。
私はもう来年までは企画はやらずに長編を書いたり、ほかの方の企画を応援します。執筆の方で頑張らせていただきますよ。
なので次回は、おそらく年明けに……
猫とホウキさん ほか、たくさんの作者様、一年間書き下ろし(新作)お疲れ様でした、ありがとうございました企画──
もう年末はこの企画のために新作書かずにのんびりやってよ、ほかの企画やらコンテストに力入れて頑張ってくださいね!
質問企画 ✕ 大喜利 ✕ カクヨム作家さんが来なすった! コラボ大会。
題して「カクヨム作家さんが学校に来なすった杯」です。
ええー、私、崇期が学校の先生に扮しまして、皆さんはそこへやってきた転校生になってもらいます。
それで、自主企画で人気の「10の質問」のようにいろいろ質問しますから(あの、コピペするやつね)、おもしろ回答、珍回答していただく、大喜利とかコントみたいなやつをやる予定です。
質問企画の常連さんや、普段小説を書いて企画に投じない作者様でも読者様でも、誰でも気軽に参加できるとは思います。参加してくれたらと願う。くれなきゃ悲しくなりますね(いや、ネタ次第でしょう)。
もうネタはあがっておりますので、なにかお聞きになりたい方は、こちらのコメントか近況ノートにお願いします(ただし、ネタの内容についてはお答えできないこともあるかも、というより、いつものように煙に巻くかもです)。
もちろん住人選考もいたします! 非常におもしろ回答をして笑わせてくださった方、五人くらい選びまして、勝手ながら賞を進呈させていただこうかと思っております。
では、また次回、見かけたらよろしくお願いしますね!
来年もどうぞご贔屓に(少し早いご挨拶で申し訳ありません。年末までもお付き合いお願いいたします)。
ヒトキワ荘管理人・崇期
2021年10月24日
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