機巧人形

1,機巧人形について

白辰の首都にて極秘に開発されていた元奉仕種族。ある時から自我が芽生えた個体が生まれ始め、現在存在する機巧人形は全て自我を持っている。そして本日、正式に一種族として成立することとなった。

製造された際に使用されていたパーツと同じ型のパーツ以外を使用できない。改造を行うことで後天的に全く違うパーツを使用することもできるが、それは身体の破損を招くことに繋がる。

また、核となる部分が残っていれば生存が可能。ただし外部の誰かが同じ型のパーツを集め、組み立てない限りは会話を含めた全ての動作ができない。

体液を持たないため自力で生命力や魔力を持つことができず、常に外部から魔力を供給する必要がある。魔力の供給が途絶えると機能を停止し、再び魔力を供給するまで一時的に行動不能になる。

そのため他の種族に類する存在と行動を共にするか、魔力が豊富に含まれる土地、或いは物品などを所有する、もしくは外部の物品を魔力に変える魔力炉を内蔵する必要がある。


外見

様々。人型もいれば歩く鎧もいるし四足もいる。魔族以上に自由である。前述した通り、基本的に生来の姿以外の姿になることができない。


制御コード

奉仕種族であった名残のシステム。どの機巧人形にもそのシステムの雛形は存在しており、コアに特殊な魔術を刻み込むことによってある程度その人形を御することができる。機巧人形に自我が芽生えた今となっては、その人形からの深い信頼や忠誠心がなければ行うことができない。例外として無理矢理コアを取り出し刻み込むこともできるが、人道的に問題があるとしてよしとされない。

またこの制御コードは術者の決めた命令文によって起動する。

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