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種族

１、５つの種族

この世界には神々を除いて人間、獣人、翼人、魔族、竜族の五種族がいます。

人間、獣人、翼人の三種族と魔族、竜族の二種族は寿命や能力、境遇などに差があります。

２、人間について

普通の人間。特徴的な耳も尻尾も翼も無い。魔力や体力も個体差が激しい。手先が器用で発想力が豊かな者が多く、また、他種族に比べてやや数が多い。

３、獣人について

哺乳類の特徴を持つ二足歩行の種族を指す。純粋な身体能力が高く、動物の身体的特徴を持つ(海獣であれば泳ぎが得意等)。魔力量はあまり多くなく、また神獣など伝説の生き物の特徴を持つ者もいない。

４、翼人について

鳥類のそれによく似た翼を持つ種族。近接戦闘が得意でない者が多い反面、魔術の扱いに長けている者が多い。獣人と違い、鳥類に酷似した姿の翼人はいない(足が鳥類のそれに似ている、或いは手の代わりに翼があるなどの特徴を持つ者はいる)。

５、魔族について

これと限定できる姿が無い。様々。上記三種族及び竜族に当てはまらない姿、特徴を持つ存在を指す。元は竜であったが竜として始祖に挑む資格を失った存在から、何も無い場所から生まれた者まで多種多様。

肉体、魔力共に上記三種族より優れているが、普段は枷をはめられており本来の力を出すことができない。上記三種族に位置する存在と契約を行うことで一時的に枷を外すことができる。

また、三種族に酷似した見た目の魔族も存在している。

寿命が個体によって大きく変動する。

６、竜族について

次のページにて説明。

７、子供について

基本的に同じ種族同士からは同じ種族が生まれる。稀に先祖返りなどを起こして別の種族が生まれるときもある。

三種族の中で別の種族同士が親になり子を産むと、どちらかの種族の特徴を持って生まれる。魔力などの遺伝はするが、父母の種族特性を両方持った子供は生まれない。

竜族同士、魔族同士、竜族と魔族の組み合わせでは子供が極端にできにくく、他三種族と竜族(魔族)の組み合わせだと生まれる子供は必ず竜族(魔族)になる。