モンスター図鑑5



評価基準説明:

S:測定不能、世界の危機

A:複数の国が連携して対応にあたる必要がある

B:国全体で一丸となって対応にあたる必要がある

C:国が主体で対応に当たる必要がある

D:街全体で対応する必要がある

E:村全体で対応する必要がある

F:大人が複数人で対応出来る

G:大人1人で対応することが出来る

H:子供1人で対応することが出来る


図鑑No.30

種族名:クロールアップ・レイ

脅威度:D−

図鑑説明:

エイ系の魔物。

大きさは体長が尾の長さを含めて一般的な成人男性の身長と同じくらい、重さはおよそ大人2人分前後と言われている。

水辺の比較的浅い場所に生息しており、体色が土色のため近くにいても気が付きにくいため、そのまま襲われるというケースも珍しくはない。

尾の先には猛毒を有しており、普通の大人だとそのまま亡くなることも多い。

かなりの巨体のため暴れると、その厄介さは村程度ではとても対処できないと言われている。


図鑑No.31・32

種族名:ポイズン・ダート・フロッグ/ドラッグ・ダート・フロッグ

脅威度:E+

図鑑説明:

カエル系魔物の成体。

大きさは大体普通の大人が両手で持ち上げる程。

その体内と皮膚の表面では非常に強力な毒と薬液を分泌しており、触れただけでもまるで火傷したかのような状態になってしまい、わずか1時間程度で死にいたることも。

こいつが生息している地域に出没した場合、その危険性からすぐにでも近くの大きな町から応援を呼んででも対処することを勧める。

高い身体能力を保持しながら、少しの怪我程度なら回復しながら戦うことが出来る。

手足がしっかりと生え、それとは逆に幼体のころに使われた尾びれが退化した。


図鑑No.33

種族名:ロバースト・テイパー

脅威度:D+

図鑑説明:

バク型の魔物。

大きさは1階建ての家程度、重さは正確には測れていないがかなりの重さが必要。

気性自体は非常におとなしく草食、こちら側から何かちょっかいを掛けなければ危害を加えることはない。

ただし食べる量が尋常ではなく、辺りの植生を破壊していく点や、畑の食物などを根こそぎ食らっていくことがあるので、見かけたら討伐が推奨される。

硬くて分厚い皮膚と、高い能力の回復スキルから、耐久力が高く生半可な攻撃では倒れることはない。

また、睡眠時は辺り一体に対して睡魔を誘う能力があり、よほどの大きな街でないと対処が難しい。


図鑑No.34

種族名:ソーンド・パイナップル

脅威度:D

図鑑説明:

パイナップル型の魔物。

大量に棘の生えたつるを持ち、それらを周囲の外敵から実を守ったり、自身の栄養へと変えるために絞殺するのに使用する。

中心に存在する実は非常に美味であり甘い香りを放つため、人間問わず辺りの生物を誘引するという特性がある。

また、成長したソーンド・パイナップルは際限なくつるを伸ばし始め、周りの植生を破壊し始める可能性があるので、発見次第早めの対処が必要。

辺りの生物を誘引する特性は魔物にも適用されるため、対処する際には相応の規模になる。

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