異世界からカエルより〜過酷な環境を生き抜くには両生類ですよ?〜

箒星

基本用語解説


この作品では、いわゆる異世界系のお話出て来る用語を、ほぼ説明無しで多用しています。


そのためあまりそういったお話や、ゲームとかをやった事がない場合は、この作品の内容を理解しにくい場合があります。


また、流用されがちなワードであったとしても、各作品毎に意味が少しづつ異なるといったこともあると思われます。


そういった用語を自分の中で整理すると同時に、共有した上で読んでもらおうという意図を持って、これを現在書いています。


なので、そういった用語の解説が特に要らないよという方は、飛ばして頂いても全く支障はありません。


※用語の内容は時折更新している可能性があります。


~ここから下が用語解説~


◾️ステータス

各能力を数値などによって表したもの、または能力そのものを表して使用していることもあります。

作品内では【ステータス】より下に書かれたものを、基本的に指している。


◾️種族

その生物の種の名前を意味します。

基本的には、いわゆる学名のような意味で用いていますが、割と適当に付けているので、あまり細かいことは気にしないで欲しいです。


◾️性別

これはいわゆる性別です。

現実世界と何ら変わらない意味だと思ってください。

一応人間の場合だと「男/女」、魔物などの人間以外の場合には「♂/♀」、性別は存在しないが生物である場合は「-」、ただの物体(死体を含む)は表記無しで統一予定です。

最近の世間はポリコレに厳しいですが、この作品内では一旦その他の性別に対して触れるつもりはありません。


◾️HP

ステータスの中の項目の1つ。

ヒットポイント(hit point)の略称で、ゲームではこれが0になったらゲームオーバー、つまり死にます。

体力という意味で使われる場合もありますが、一応この作品ではダメージを受けることが出来る総量として扱っていく予定。

もしも、作品内で体力として扱っている描写があっても、それはこっちの設定を知らない登場人物の勘違いです。

攻撃を受けた時に、その数値が減ります。

減る量は相手の攻撃力と自分の耐久、当たった場所によって変化。

掠っただけでは少ししか減少しませんが、顔面に思い切りくらうなどすると大きく減少します。

時間経過によって減少したHPは回復しますが、最大HPを超えることはない。

1HPあたりの時間経過による回復量は、MPやSPと比較すると少ないです。

回復アイテムを用いることで、時間経過以外でも回復することが出来る。


作中では「HP:数字/数字」の形式で記していて、スラッシュの右側の数字が最大HP、スラッシュの左側の数字が今現在のHPを表しています。


◾️MP

ステータスの中の項目の1つ。

マナポイント(mana point)の略称で、いわゆる魔力のようなものです。

これを使用することで魔法などの魔力を消費するスキルを、使うことが出来ます。

magic point派閥がありますが、TCGをやっているので、マナの方がしっくりきます。

消費するMPの量はスキルによって異なる。

時間経過によって消費したMPは回復しますが、最大MPを超えることはありません。

回復アイテムを用いることで、時間経過以外でも回復することが出来る。


作中では「MP:数字/数字」の形式で記していて、スラッシュの右側の数字が最大MP、スラッシュの左側の数字が今現在のMPを表しています。


◾️SP

ステータスの中の項目の1つ。

スタミナポイント(sutamina)の略称で、いわゆる体力のようなものです。

HPに体力の意味を含ませなかったのは、この項目があるからでした。

HPに体力を含ませてしまうと、HPが0でも生き残っていたり、逆にHPがあるのに死んだりといった描写を描く必要があります。

そのような書き分けをすることがかなりめんど・・・難しかったので、SPという項目を作りました。

走ったり跳んだりといった普通の行動でも少し消費したり、スキルの中でも行動を伴うものを使用した時に消費します。

消費するSPの量は、行動やスキル毎に異なる。

時間経過によって消費したSPは回復しますが、最大SPを超えることはありません。

良質な睡眠と食事を摂ることで、その際の回復量が多くなります。

回復アイテムを用いることで、時間経過以外でも回復することが出来る。


作中では「SP:数字/数字」の形式で記していて、スラッシュの右側の数字が最大SP、スラッシュの左側の数字が今現在のSPを表しています。


◾️レベル

ステータスの中の項目の1つ。

ゲームの中でよく採用されている、強さや成長の段階を表す指標。

この作品内では、ATKなどの身体的なステータスの上に書いてあるものを魔物の場合は種族レベル、人間の場合は普通にレベルとし、スキルの横に書いてあるレベルをスキルレベルと、分けて呼称している。

魔物を倒すなどの経験値を溜めることで、レベルが上がる。

種族レベルは、単純にその種族内の強さの段階を表していて、どれだけレベルが相手より高くても、種族が違うなら必ずしもその相手より強い訳では無い。

反対にスキルレベルの場合は、指標が完全に統一されていて、他のステータスが全く同じもの同士で、全く同じスキルをぶつけた場合は、スキルレベルの高い方が勝つ。


◾️ATK

ステータスの中の項目の1つ。

アタック(attack)の略称で、いわゆる攻撃力です。

殴るなどの直接攻撃をする時に、この値が高ければ高いほど、与えるダメージ量が増加する。

攻撃力っておかしくない?普通は筋力でしょという、STR(strength)表記の派閥もありますが、そうなると与えるダメージについて考えることが多くなりそうだったので、ATK表記にしました。


◾️DEF

ステータスの中の項目の1つ。

ディフェンス(defense)の略称で、いわゆる防御力です。

殴られるなどの直接攻撃をされた時に、この値が高ければ高いほど、受けるダメージ量が減少する。

更に、相手が直接肉体に作用する状態異常をかけようとしてきた時に、この値が高ければ高いほど、その状態異常になる確率を下げることが出来る。


例:《状態異常:毒》、《状態異常:麻痺》、《状態異常:衰弱》、etc…


こちらもATKと同じ理由でSTRにしていません。

また、VIT(vitality)派閥もありますが、個人的にアタックと対になるのがディフェンスでした。


◾️INT

ステータスの中の項目の1つ。

インテリジェンス(intelligence)の略称で、いわゆる魔法攻撃力です。

MPを消費して攻撃をする時に、この値が高ければ高いほど、与えるダメージ量が増加する。

単語自体の意味は知性とかそういう意味なのですが、何故かそういう使われ方をしますね。


◾️MND

ステータスの中の項目の1つ。

マインド(mind)の略称で、いわゆる精神力です。

MPを消費した攻撃をされた時に、この値が高ければ高いほど、受けるダメージ量が減少する。

更に、相手が直接肉体に作用しない状態異常をかけようとしてきた時に、この値が高ければ高いほど、その状態異常になる確率を下げることが出来る。


例:《状態異常:恐怖》、《状態異常:魅了》、《状態異常:睡眠》、etc…


こちらもなぜ精神力が魔法に対してのダメージ量を減少させるか、自分もよく分かってないですが、そういうものだと思ってください。

魔法という現実的に存在しないものに対して、必要なパラメータに適した言葉が無いというのが、真実かも知れません。


◾️SPE

ステータスの中の項目の1つ。

スピード(speed)の略称で、いわゆる素早さです。

走る、泳ぐなどをした時、この値が高ければ高いほど、移動速度が早い。

AGI(agility)表記もありますが、ATKを採用している都合上、頭文字Aが2つあるのは何となく嫌だったので、こちらを採用。


◾️スキル

ステータスの中の項目の1つ。

能力や異能、特性に技能などの様々なものを総称していう。

スキルにはざっくりと2つ区分があり、パッシブスキルとアクションスキルと言う。

何もしなくてもパッシブスキルは常に効果が続いていて、特にコストを必要としないスキル。

反対にアクションスキルとは、「よし、使うぞ」と決めて発動しなければ、意味が無いスキルで、大抵MPやSPなどのコストを要求する。

ほとんどのスキルには、スキルレベルというものが存在していて、スキルの横に書いてある数字がそれに当たる。

スキルレベルが高ければ高いほど、そのスキルを使いこなせている証。

アクションスキルの中には、スキルレベルが上がることで、使用することができるアクションの種類が増えるものがある。

作品内では、『』で囲んだものをスキル、「」で囲んだものをスキル内のアクションとして区別している。

※たまに、分けられていないこともあるかもしれません。


◾️進化

一定の条件を満たした生物が、姿や生態が変わり、より強くなる現象。

モンスター育成ゲームなら、まず間違いなく存在する概念。

※多分一番有名なのはポ〇モン

この作品内では、種族レベルが最大値になったタイミングで起こる。

進化先は必ずしも1つという訳では無く、何らかの条件を満たすことで、それに合った進化先が選べるようになる仕組みを採用している。


◾️経験値

特定の行動や敵を倒すといった行為をした時に得ることが出来る値。

レベルなどが上がる基準は、一定以上の経験値を溜めること。


◾️ゴブリン

いわずと知れたRPGゲーム序盤で出現する、雑魚敵。

身長は幼稚園児の子供程度で、知能も大体それくらい。

上半身裸で下半身には腰布を巻いている。

体色は緑で、胸にはあばら骨が浮き、耳は尖っている。

※耳が尖っているのは妖精だからと言われている。

髪が無い派とある派が存在するが、一応作品内未登場ではあるものの無い派。

元々ヨーロッパの伝承的な悪いことをする妖怪みたいなものだが、一時期のゲームやなろう系で爆発的に広がった印象。


◾️スライム

ゴブリンと同様RPG定番の序盤雑魚敵。

ゲル状の身体に、石ころ程度のコアがあり、そこを破壊されると死ぬ。

ゲルのため動きが遅いが、物理攻撃が効きにくい。

なぜかゲルの色は水色にされがち。

※多分ドラ〇エのせい(おかげ)

派生系も多い。

※それも多分ド〇クエのせい(おかげ)

最近はそんな雑魚キャラ扱いじゃなくなりがち。

※大体異世界ラノベのせい、特に転〇ラのせい

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