どうしたら絵がうまくなりますか?という質問に対して
池上遼一先生が、
「好きな作家の絵を徹底的に模写。同時に解剖学の本をすこし勉強。小説を読み、映画を鑑賞しながら感情表現を研究。これは今も続いています」
と答えてらっしゃるのですが……。
池上先生はある一定のうまさのラインを越えてらっしゃるから、これでいいけるんだと思います。ホントにへたくそな人はね、人物描く以前にティッシュの箱やコーヒーカップすらどうバランスとって描いたらいいかわからないんです。その状態でアナトミーの本読むじゃないですか、でも裸のイラスト書きたいならともかく、人って服着てるからじゃあ服はどうすんだってことに……。じゃマッパでエロ絵描こう!
これまた、ポージングやらなんやら難しいことに。重力は?!接地面は?!
これを好きな作家の絵を模写から読み取るわけです。
で……で……できるかーい!
とさんざん悩んだ30数年前の私。普通に絵の描き方の本読んだよ。今ならHow to 本も動画もいっぱいあるから試してみればいいと思う。
もう絵を描いていない私が言っても説得力ないだろうけど、一つのやり方としては
自分の視界をカメラだと思って四角い枠で書きたい物体を囲み、余白の形から物体のバランスをとったりして写していくんだよ。
あと漫画絵の模写って下書きの線は消してあるから、出来上がったものだけ見ても役に立たないかもね。
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