第二話 生まれました!
こ、 こは... 知らない天井だ... 知らない天井だ!
いや、本当に!
......もしかして... 俺、生まれた?
「おぎゃぁっーー!!」
「生まれましたよ。元気な男の子です。」
「生まれたよ!エスター。」
「はじめまして、エスシル...私があなたのお母さんよ......」
「おぎゃぁーーぁ! おぎゃぁーー!
(〔訳〕... そういえば、この人たちがもとの世界での俺の両親なんだよな... )」
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あれから1日。
俺は、魔力訓練をしていた。何故かと言うと、【魔法再構築】
を使うのに魔力が10必要だからだ。何故解ったかと言うと、
使おうとした時に
《この魔法を使用するにはMPが10必要です》
と、出たからだ。
そして現在魔力訓練中という事だ。
因みに、10秒に1魔力上限が増え続けている。
多分 これ チートだ。
あの後、眠くなるまで魔力訓練をしていた。まぁ、
赤ちゃんだし、眠る事が仕事だし、
寝ても仕方ないよね!(*´・ω-)b
まぁ、言い訳は置いておいて、増え続けた
五十三万です!
嘘です!俺、今生まれて初めて嘘つきました!
これは本当!
まぁ、茶番は置いておいて、今の魔力は、64です!
10秒に1増えるから、俺が起きていた時間は...
な、な、なんと!10分です!ちょうど10分から
10分10秒までの間です!だから何だって言うんだ!!
...オホンッ、取り乱しました。
まぁ、魔法再構築が使えるんだし、いいか。
よし。魔法再構築を起動っと。
《素材にする魔法を選択して下さい》
魔法を選択?今持っている魔法は...【魔法再構築】と、【鑑定】だった。
【魔法再構築】はまず使えないだろうし、【鑑定】も必要だし、
何一つ使える魔法がねぇじゃねぇか!!
...コホン。
魔法を新しく覚えるまで魔力鍛錬でもしとくか。
あれから7日。魔力鍛錬をしすぎて意識しなくても魔力鍛錬が出来るようになった。そして、魔力鍛錬中に気づいた事だが、魔力鍛錬(魔力を体中に回す)をしている時と、していない時では、体の動き方が違うのだ。多分肉体強化?風な物だと思う。
これから続けていったら魔法になると思う。
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一定条件を達成しました。魔法【身体強化】を獲得しました。
レベルが上がりました。
2-> 3
レベルが上がったことにより、魔法【言語理解】を獲得しました。
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身体強化でした...
っていうか何!?【言語理解】って!要らねー!
俺、言葉わかるよ!?
...ってことは、この世界の子供ってこの魔法で言葉を覚えるのか?
...普通赤ちゃんで3Lvって無理ゲーじゃね?
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