第74話 ダーリンはユダヤ人

 カクヨムのこころさんから、ま○こさんと呼ばれ、コメント欄にち○こと書き、夏緒さんのエッセイでは、う○こドリルネタに異様に食いついているという、最近、品が急下降しているかしこまりこです。こんにちは☆


 先週、エッセイのネタ選びに協力してくださった読者のみなさま、とっっっても助かりました。ありがとうございます。


「ぜんぶ読んでみたい」「いろいろ書いて出してみればいいのでは」という、非常にありがたいアドバイスをいただき、時間が許す限り複数のテーマを書いてみようかなと思っております。そのほうが肩の力が抜けていいかもしれません。こういうのって、一番気合い入ってないやつが、一番ウケたりするのですよね(なぜ……)。そこまでたどり着くために、気合い入れたやつを複数書くのもアリかもしれません。


「ダーリンは○○」ネタは巷にあふれてて食傷気味という、たいへん納得のありがたいアドバイスもいただきましたが、それを上回る温度で、ユダヤ人のちん○んネタを熱烈歓迎してくださった方が何人かいらっしゃったので、まずはそちらを書かなければなるまい……と、使命感にかられて書き始めました。


 でも、のっけから下ネタもなんですし、ユダヤ人ってあんまり日本人に馴染みのなさそうな民族ですし、まあ、最初は軽いユダヤ人イントロから始めよう……と、資料本やらネットなどで、事実の検証などをしつつ、書き始めました。そうすっとね〜、ネットで調べればわかるじゃん? 私が書く意味ないじゃん? というネタが増え始めて困りました。


 いけない。いけない。カクコンはそんなの求めてない。でも、読者対象になる方々の中には、ユダヤ知識がある人とない人の差がありそうですし、最初っから割礼(ものすごく平たく言うと、男子のちん○んの皮を、生まれてすぐに切ってしまうユダヤの風習です)の話をすると、ついていけなる人もいそうです。


 私は夫と出会うまで、全くユダヤの知識がなく、出会ってから知っていったユダヤの文化が、すごーくおもしろかったのです。でも、そもそも、ユダヤ文化ネタっておもしろいんだろうか。私だったら、「ダーリンはアラブ人」でも「ダーリンはブータン人」でも、あまり知らない異文化に興味をそそられますが、「ユダヤ人、一ミリも興味ない」って人も、もちろんいらっしゃいますよね。


 そんな方たちにも、おもしろいと思っていただきたいんですよねぇ。それなら、下ネタでまずは興味を引いてから、他のことを後出しで話したほうがいいのか、伏線的にちん○んって言葉を散りばめておいて、「ああ、早くちん○んネタが読みたい」とジレさすのがいいのか、もういっそ「ダーリンはユダヤ人」じゃなくて「ユダヤ人のちん○ん」という題名で、一万字使って割礼ネタを書けばいいんじゃない?! なんて迷走しておりました。


 万人ウケをねらうとロクなことないですね。よし、誰か一人、読者さんを想定して書いてみよう〜♪ と、割礼を一番読みたさそうだった、こころさんのことを思いながら書くことにしました。さて、イントロ的に「夫がユダヤ人だということが判明したときの衝撃」なんかを書いていると、マイ心中のこころさんから「そんなゴタクはどうでもいいから、早く割礼の話を!」とせっつかれるんですよ(笑)。


 やっぱり……。ズバリ、割礼の話から書かなければなるまい。何から話していいかわからないときは、最初から事象を追うのではなく、まず真ん中から話して、そのあと、前後の話をすると効果的だと聞いたことがあります。小説なんかでも、一番書きたいシーンや、クライマックスのシーンを先に書いてしまうと、前後がブワーッと書けることがありますよね。


 ということで、今日も今日とて、ちん○んという単語を何度も原稿に書いている、品が低めで安定している私です。


追記:アンケート

ユダヤの民族や文化について

1よく知っている

2新聞なんかで読むので、まあまあ知ってる

3知ってることもあるけど、もっと知りたい

4よく知らないけど、興味はある

5よく知らないし、あんま興味もない

6その他

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