第4話 ぬくもりへの応援コメント
うわぁ。この読後感は不思議ですね。
美しく、繊細で、収まるところにおさまる流れから、付喪神との共存になるのですね。
深く考えずに、良かったね、でも良いかもですが、梅ヶ枝との絆の深さにひそむ因縁とか、主人公が飛梅の神さまに差し出したものの今後の影響は? など考えてしまいます。
今もぐるぐる考えて、総じて、はじまりの物語だなあと感じました😊
美しい描写に没入できて、想像が風のように駆け巡るお話、ありがとうございました❗️
作者からの返信
王立魔法学院書記官さん
読んでくださってありがとうございます!余韻は、この物語を書く際にいちばん意識したところです。感じ取ってくださって嬉しいです。
もう少し「静」について言及できれば、また違った物語にできたかもしれません……。文字数と真っ向対決して、このかたちになりました。(よい経験ができましたヾ(*´∀`*)ノ)
第4話 ぬくもりへの応援コメント
とても美しく繊細な物語でした。そして描写の端々を支える、慎重を重ねて選ばれたであろう言葉の数々。
梅ヶ枝が、伊織が、飛梅の神が、稚児たちが目の前で動き、話しているかのように感じられました。そしてその光景もはっきりと目に浮かびます。
心に満ちるすばらしい物語でした。
作者からの返信
ハルキKさん、読んでくださっただけでなく、評価や感想まで、ありがとうございます!
もともと1万字を少し超えた作品だったのですが、推敲して今のこのかたちになりました。ですのでおっしゃる通りことば選びに非常に悩みながら書いた作品です。
ハルキKさんのこころを少しでも温かく出来たのなら幸甚です(*´∀`*)
第4話 ぬくもりへの応援コメント
梅ヶ枝ともう一度会う事と引き換えに出された条件は、今までの伊織の人生とも言える弓道から得た人格。
これは自分が自分ではなくなると言うことに等しい。
そこで気がつく一眼会いたいと言うのは伊織のわがままであると……
人はエゴの中で生きている。自分がこう思っていても人は違うのが常で。
そして梅ヶ枝の出した答えに少しホッとしたような、泣きたくなるような心地がしました。
長い時間を共に生きた静さんと、葬儀からの短い時間しか持てなかった伊織と、梅ヶ枝は同じように心をかわしたという事。
深さがあれば、時間ではないのかもしれない。
そんなことを思いました。
やはり戸谷さんの物語は心にきますね。
静な空気が漂うようで、ゆっくりと水輪が広がるようで、不思議な色に出会った気持ちになりました。
またしばらく時間をおくと、きっと読みたくなると思います。
その時はまたきますね。
第4話 ぬくもりへの応援コメント
1話目で凄く綺麗で繊細な付喪神のイメージだったのが、もう可愛い弟みたいに思えてしまいました。
飛梅の神様じゃないけど、伊織はいい男!おばあちゃんが櫛を大事にしてたように、伊織も付喪神を大事に思ってるのが伝わって、もう4話目「消えないで!」って心で叫んでました。
その後の飛梅とのやりとりは神聖さが伝わってきて、神様の少し怖いところも垣間見えました。対価のとこ。
実は太宰府、そう遠くないので、近くで行われていたであろう不思議なお話をより身近に感じることが出来ました(*^-^*)
梅ヶ枝餅食べる度に梅が枝思い出す!絶対!
作者からの返信
一気に読んでくださったのですね!ありがとうございます(`;ω;´)
最初、伊織はガラス玉を弓で射抜いて梅ヶ枝を助ける予定だったのですが、彼は頑なに動いてくれませんでした笑 結果、本編の形になりましたが、彼らしさを表現できたのかなと思います。皆がいい意味でも悪い意味でも勝手に動くので、まとめるのが大変でしたが、いい思い出です。
わたしもきっと梅ヶ枝餅を食べたときに彼らを思い出すんだろうなぁ(*´∀`*)
第4話 ぬくもりへの応援コメント
『紅でも白でも、花がなくとも、そこに在あるだけで素晴らしい』
と言うのは、静さんが言った言葉なんですかね。
それを飛梅さんが覚えていた。
欲目もエゴもなく、最後は純粋に梅ヶ枝さんの幸せを願ったから、飛梅さんは代償を貰わずに願いを叶えてくれたんですね。
「死なせるために、からだを与えたのか?」
どきりとする言葉ですね。
この世に命あるものは必ず死を迎える。
ならば子孫を残すと言うことは、「死なせるために産む」ことに他ならない……。
しかし、この作品は心の問題を一番前に持って来ています。どのように生きたいのか。
なんのために生きるのかだと正解はない気がしますが、どのように生きたいのかならば、人生の間に答えを用意出来そうです。例えば梅ヶ枝さんは、伊織さんといろんな場所へ行っていろんな風景を見る。それが答えのような気がします。
読んだあとに、ふと自分の人生や身の回りにあるものや風景に思いを巡らせるような。そんなぬくもりのある作品だと思いました。
作者からの返信
詩一さん、深く深く読み込んで下さって、ありがとうございます!書いてよかったと思えました……!
文字数の制限もあり、ちゃんとテーマを書ききることができるだろうか、と不安に思いながら書いた思い出深い作品です。少しでも詩一さんのこころにひっかかることができたなら、これ以上に嬉しいことはありません!
編集済
第1話 寝ずの番への応援コメント
今気づいたことがある。
なぜ伊織に象牙の櫛の付喪神が見えたのか……
お婆ちゃんの何かをいおりが一番強く引き継いだんじゃないかと思った。
櫛の付喪神は伊織が見えていることに驚いているけど、何だかそれで納得できる気がする。
静かな空間での二人の会話が心地いい気がするんだよね。
作者からの返信
あまみさん、読みにきてくれてありがとう!
さすがあまみさんです……!
おばあちゃんは象牙の櫛を大切に思っていたから、なんとか彼を助けたいと立ち回っていたのかなと思います。霊力的なものがない伊織が付喪神を見ることができたのも、ふたりが誘われるように太宰府へ行くのも、もしかしたらおばあちゃんの……。
伊織視点からはおばあちゃんが見えないので、推測なんですけどね。笑
第4話 ぬくもりへの応援コメント
とんでもねぇ。
あまりに美しい作品で心が震えました。
めちゃくちゃ良かったです(語彙力消失)
作者からの返信
飛鳥休暇さん
足を運んで頂いてありがとうございます!
そう言っていただけると、書いてよかったと思います(´∀`*)