第12話 クライ荒野
夜
さっきの森、左に行くとムサビ鉱山があるのだが、右に行くとクライ荒野という荒野が広がっている。
そして俺は思い知ることになる、
「夜のモンスター強くね?」
目の前に群がる
「ゲキャキャキャキャッ!!」
「グギゲッ!」
「ギャギャーッ!」
昼と夜で出現するモンスターが変化する、それが分かったのは良いが明らかにこいつらは強さの調整がおかしい。技は急所狙いのくせにフェイントかけてくるし
武器も明らかに
現在4対に囲われているわけだが……
(どうする?)
別に逃げたっていいレベルの群れだが……
「まぁゲームなんだ!楽しまなきゃ損だよなぁ!」
足場の悪い荒野の特に大きな岩を蹴って斜め横、武器のない俺から見て右側から攻める。
「はっ!」
狙われた
「あと3体……」
『スキル【
「マジか、ラッキー!」
新しいスキルを、仲間をやられて警戒している
スキル
グラススタンド:発動から5歩進む間不安定な足場でも垂直に蹴ることができる
(所得条件:立体物を利用して戦闘 5/5)
(かなり強いな)
「お前らも俺の経験値にして……」
倒そうと一歩前へ出た時、
轟音と共に一体の
『
うん、終わったな
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