ゼリーボーンズのお化け一家「青い城」
セイン葉山
プロローグ 始まり
まだ、時も眠り、光も形もなかったころにそれは始まった。未知の空間から膨大なエネルギーが流れ込んだ。そのエネルギーは3次元宇宙で光と形を生み、その瞬間、大爆発を起こした。そしてその爆発は時を目覚めさせ、膨張しながら広がり、光と形をばらまきながら渦巻き、衝突し、空間と星々を作る。無数の銀河が生まれ、無数の太陽系が生まれ、無数の物質が、惑星が生まれた。そして惑星の大気が、山脈が、海が生まれ、生命が生まれ、生態系のシステムが動き出し、植物が酸素を作り出し、そして地上に森林が発達していった。生物は海にあふれ、上陸し、地上を闊歩し大空に羽ばたいていった。そして限りない時が流れ、膨張しながら宇宙は冷えて暗くなっていく。だが、その宇宙が暗くなればなるほど、もう一つの世界は光り輝き、豊かに満ちていくのであった。
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