プロローグ

アオハルな日々

 青春の日々

 

 それは澄み渡った夏の空のよう


 眩しくて、心地よくて、幸せがセカイに広がっていく


 そんな感じがした。


 そこに友がいて、そしてあなたがいる。

 

 嬉しくって、もどかしくて

 

 永遠にこのセカイにいたかった。






 

 でも、知ってしまった。

 

 だから、俺は痛みをかんじても、見ないふりをした。

 

 その傷も、やがて癒されていき


 喜びも、悲しみも、君の幸せも、僕の不幸も


 大人になってから、振り返れば、忘れがたき青春の一頁になると思っていた。


 それなのに


 それなのに
















 もう誰も俺を止められない。




◆魔獣報告書

【魔獣】

 DB-514 紅蒼鎖


【魔獣発現場所】

 関東


【内容】

 現在、九州地方の一画、とあるマンションを中心に人々を殺害し、あやつるバケモノがいるようだ。

 そのバケモノは、自ら全身を鎖で縛り、赤と青の鎖を操るようである。

 聖石によって調査した結果、魔獣によるものと認め、二色の鎖を操ることから、紅蒼鎖と呼称する。

 

【連絡所】

 九州


【キーワード】

 アオハル 友情、絆


【GMより】

 あまり純愛とは縁のない3人だと思うので、濃厚な純愛を味わってほしいですね。

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