第✩話 クリスマス・マジックガールズ
ミッキュ とほのかの場合
ジングルベル〜ジングルベル〜鈴が鳴る〜
ほのかそれは何の歌ッキュか?
あ、そっか。ミッキュ は知らないのかな?クリスマスソングだよ。クリスマスの近くになったらよく街中で流れてる。
ほのかの場合ジングルベル~ジングルベル~腹がなるっきゅね
クリスマス?ああ人間どもが森に入ってきて、モミの木切りやがるイベントのことっきゅね
あぁそういや森の精の設定あったなー。あのね、ミッキュ さん、クリスマスはサンタクロースっていう真っ赤な服きたおじいさんがいい子にしている子供たちの枕元にプレゼントを配るんだよ。
え?Σ(・□・
どしたの?
枕元にってそれ不法侵入じゃないッキュか。プレゼントってあとから法外な値段を請求されるんじゃないっきゅか:(;゙゚'ω゚'):
いや。そんな夢もへったくれもないイベントがあってたまるかΣ(・□・;)
きっとサンタクロースの赤い服はお金を払わない人の返り血なんだッキュ
ホラーすぎるわっ
サンタクロースの悪口いう人にはプレゼントはないよ
僕ミッキュ はサンタクロース様を全面的に支持しますっきゅ!
現金なやつめ。ケーキ作るから手伝って
わかったっきゅ!
カレン宅の場合
メリークリスマス!イェーイ
イェーイ!ところで、カレンお姉ちゃんクリスマスって何ですか?
ふっふっふ〜教えてあげよう!
ふむふむ
クリスマスとは!
クリスマスとは!ごくり
人間たちの!愛と!欲望の!イベントなのだよ!
(´・ω・`)おもたのとちがう
恋人たちが熱い夜を過ごすなか独り身は寂しく夜の街で彼らを楽しませる側に回り、血の涙をながす。だが、持ちしものも、プレゼント代やら飯代やらで鬼のごとく出費するまさに血の池地獄。
(´・ω・`)お姉ちゃんはクリスマスに恨みでもあるのですか?
クリスマスのホテルはどこも満席。メイキンラブ♡その光を見ながら、売れ残りのチキンを持って帰宅する
いや、待ってください。お姉ちゃん中学二年生ですよね?何か実体験のようなリアリティがあります:(;゙゚'ω゚'):
だから!お姉ちゃんの魂を救うためにも、このミニスカサンタコスプレを
ぜっったい嫌です!!
さちよさんの場合
クリスマスイブ
5:00 起床
朝の運動がてら、異世界αでスライムを 蒸発するまで切り刻む。軽く汗をかく。
「ははは!今度は拳で蒸発させてみるかっ!!」
5:30異世界βに行くために異世界並行移動の魔術を改良する。
「術式展開を0.3秒ずらして、座標固定を魂方向に3.5、時間方向に1.97の力で引っ張って。毎度毎度めんどくせぇ。どこかにそういったことのある場所にはどこでも行けるような能力者はいないもんかね〜」
6:00朝食
異世界βにて、ガリアン鉱石のサラダに、バリアンヌ粉で焼いたバロンヌを食す。
「ははははっ!歯がかけちまうわっ!バリバリガリガリ」
259年間、この辺りの大陸を支配している魔石大帝ゴリナンデスの討伐を依頼される。
6:45討伐完了
住民から貴重な鉱石、国宝ガラヌドルグを譲られる。
7:00異世界δにて、げらぬばりがぬ をがるぬんちょ する。住民から激怒される。傷ついたので、家に帰る。
7:45気分転換に家で漬物づくりをする。
きゅうりとなすとマンドラゴラをぬか漬けにする。ちょうどいい重りの石がなく、ガラヌドルグを使う。
10:55地下帝国から、ドアーフの作成した鎧の試着を依頼される。78秒で壊す。ドアーフに筋肉ゴリラ扱いされる。家に帰って枕を濡らす。
「私だって女の子なんだぞ、、、今度滅ぼそ、、、」
12:45昼食として、町におりて、牛丼をたべる。クーポンをもらう。嬉しい。
13:15宇宙からの隕石を破壊する。お気に入りのカーディガンの一部が燃える。腹いせにいくつか撃ち漏らす。
15:25 バラガエザンの紅茶に異世界αの村娘からもらったクッキーと地下帝国でくすねたバリワサンバをお茶請けとしていただく。
16:00 来客
魔法国からの挑戦者。小指で相手をした。3秒 もった。身ぐるみを剥ぐ。
16:05 日課の山崩しを行う。
3発で更地にする。いつもより調子が悪い。風邪だろうか。
17:00夕飯
挑戦者が予想より金を持っていたので、バリアンゴドラゴンのテール肉を買い、ステーキにする。ナカスヌ草をソテーにしていただく。デザートは、ガイナスンバラのアイスクリーム
18:30腹ごなしにランニングを150キロする。
19:00 風呂に入って仮眠をとる。
23:30起床 しちかから盗んだ時空魔術術式を展開し全世界のいい子を探知
23:45 固有魔法「赫」を展開し、人手を確保。プレゼントの創造を始める。
23:55 魔法国から緊急入電 ガン無視する
23:59 全世界に向けて
0:00 射出
0:05就寝「ガッハッハッ…メリークリスマス✩.*˚…Zzz」
破魔町の学生の場合(クリスマス企画読者リクエストエピソード)
リクエスト↓
ほのかが行きつけのお店(カフェ?ケーキ屋?肉屋?スーパー?)でバイトする高校生で「ほのかさん、可愛いなぁ~、声掛けてみたいなぁ~」と思ってる男子。…で、ほのかの激しめな性格を知って、→それでも好意に発展orちょっと無理だわ~と諦める男子。
「おかえりなさいませにゃ」
破魔町メインストリートに店を構えるカフェ~黒猫の輪舞曲~
は女子学生に人気の店の1つだ。なんでも、かうんたーず?とかいうグループの1人がオーナーの店で、魔法国の住民にも普通の住民からも受け入れられている人気執事カフェである。
「おかえりなさいませにゃ お嬢様。お食事にされますか?それともお風呂にされますかにゃ?そ・れ・と・も俺と恋をする?」
そんな甘い声を聞きながら、店内を掃除する彼は南区に住む学生アルバイト 山田くん。高校生だ。
「おいヤマダンティウス。こっちに来いよ!」
「はい!ただいま」
僕の設定は召使いヤマダンティウス。面接の時に緊張して「やまだ…で…す…」「ヤマダンティウスくんにゃ!わかったにゃ!」そんなきっかけだった。オーナーが魔法国の人だからか。名前は聞き間違えられたまま、つけられてしまった。それからずっと雑用だ。一緒に面接を受けた友達はもう人気執事に。辞めてしまおうか。
店のNo.2ドS執事魔法猫 ゴトウンヌに頭を抑えられる。
「おい貴様!俺様の屋敷の窓が埃まみれだぞ!きっちり掃除しやがれ!」
「す、すみません!」
すぐに窓を掃除する。くそ、No.2だからってめちゃくちゃしやがって、あの色黒ドS。
窓から外を眺めるとポニーテールの女の子がいた
「…あ、ほのかさん」
テラスに友達と一緒に座るほのかの姿が見える。彼女は時々店に来てくれる元気な女の子だ。
「ほのかさん、可愛いなぁ~、声掛けてみたいなぁ~」
「おい!ヤマダンティウス!」
「は、はい!」
「まだ掃除終わらないのか!うすのろめ!外の女から注文とって来やがれ!」
そういうと、彼はメニュー表を押し付けて、ウィンクした。
うぉぉ!ゴトウンヌさまあああぁぁぁ!
「…でね!イソフラボンキュッボンを飲んだらね。」
「ほのかのお腹がぼんぼんぼんだっきゅ!きゅ!!」
この子いつも腹話術してるな。
「い、いらっしゃいませメニューをどうぞ」
アイアンクローをぬいぐるみにくらわせる彼女にメニュー表を渡す。めちゃめちゃリアルだな。ものすごくくるしそうだ。はげしく足をばたつかせてるように見える。
「あ、ありがとう!店員さん「みぎゃあああああたまが割れるぅうう」わたしいつものホットカフェオレで」
「かしこまりました…にゃ」
今のなんて、同時に喋っていたけどどうやってるんだろ。でも、彼女の優しい微笑みでどうでも良くなった。
「出ちゃうッキュ!中身が出ちゃうっきゅ!」
「ほのか!静かにして!恥ずかしいよ」
「オゥわたしにもアイアンクローしてくださーい!」
「黙ってろ変態!」
彼女の笑顔を見るためにもう少しこの店で働いてもいいかもしれない。厨房にオーダーを通す。
「おい、ヤマダンティウスよ。なんで3人のとこから注文が1つしかないんだよ」
「す、すみません!もう一度行ってきます!!」
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