4人目の光の戦士
3人は飛行艇に乗りファルサス城に向かった。
「そういえば、レフィアは何で家出したんだ?」
「父さんと喧嘩したの‥‥」
「喧嘩したって、仲直りすりゃいいじゃねぇか。」
「簡単にできたらしてるわよ。」
「そりゃそうだな。」
「皆ーー。お城が見えてきたよ!」
アルクゥの一声で2人とも城に注目した。
ファルサス城に着くと1人の兵士がいた。
「ご用件を。」
「王様と話がしたいのだが。」
「何?少し待たれよ。」
数分後兵士がもどってきた。
「よし、とおっていいぞ。」
城内はとても華やかだった。
「私もこんなところに住んでみたかったなぁ。」
「お前には似合わないだろ。」
「ルーネス。もいっかい言ってみ?」
ルーネスの挑発にレフィアが怒りを抑えながら笑顔で質問する。横でアルクゥは2人のやり取りを見てわらっている。
そして王のところまで来た。王は呪いをかけられていた。3人の光の戦士は王の話を聞いた。
「ここまでの足労を詫びよう。早速で悪いが呪いの解除を頼みたい。この呪いをかけた者の名は(ジン)だ。ジンは1度封印されていたがその封印が解けて今は力を振りかざしている。そのジンを封印することで呪いは解除される。封印は(ミスリルの指輪)でできるのだが今は作られていない。ミスリルの指輪を持っているのは我が娘の
(サラ)だけだ。しかしサラは1人でジンを封印しようと呪縛の洞窟へ行ってしまった。サラを見つけ、ジンを封印してほしい。頼む。」
「色々言われたけど、とにかくサラ姫を見つけてジンを封印すればいいんだな。分かった。」
「感謝する。それと、兵士を1人つけよう。イングスよ、行ってはくれぬか?」
「仰せの通りに。必ずやサラ姫を連れて戻って来ます。」
「任せたぞ。」
「はい!」
「確かに、兵士さんが仲間になってくれれば心強いよね!この2人よりも‥」
「レフィア、なんか失礼だな。でも心強いのは本当だな。よろしくな、イングス。俺はルーネスだ。」
「僕はアルクゥです。」
「私はレフィアよ。」
「ああ、よろしく頼む。」
《イングスがパーティに加わりました。》
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