第66話

 凄い、世の中には本当に天才がいる。

 某巨大掲示板を覗いていると、冗談ぽいタイトルの記事がかかれていた。

 当初は短いタイトル。

 それが、指摘によって、長いタイトルへと変化した。

 ここまでは、よくある話。

 だが、そのタイトルは、まさに、テンプレともいうべき、見事なタイトル。


 基本構造は

 俺の○○(能力、アイテム)が万能(凄すぎる)すぎて

 ○○してしまった(事件が起こる)

(だが、しかし、)

 ○○してくる(される)

 だから、○○をやめてくれ!


 短いタイトルの中に起承転結が見事にまとまっている。

 凄い。

 少々身震いした。

 いろいろなところで、テンプレのタイトルを作ればいいんだよ、と言われていたが、実際に、作ろうとすると、かなり難しい。

 ランキングにのるタイトルを見ても、今一その構造がよく分からなかった。

 しかし、この掲示板に投稿されたタイトルは凄い。

 シンプルな上に、綺麗にまとまっている

 短いタイトルの中に、ネタを振りつつ、まとめあげている。


 早速、この基本構造を使って、私もタイトルを作り変えてみることにしよう。


 追伸

 タイトル変えてみたが……きっと、タイトル詐欺じゃないはず……

 だって、タカトが作っているのは役に立たないエロ道具だし……

 アルテラ、実際にタカトの道具で舞い上がってるし……

 ビン子は女神でハリセンふるってるし……

 うん、きっと、大丈夫!


 更に追記(令和3年3月1日)


 コメントをいただきました。


「長文説明調のタイトルがくどく、読む前から少し疲れる印象を受けました。

 ネット小説としては、タイトルで読者の興味を引かなければならない、

 というのは分かるのですが、

 読んでいて、どうしても好意的には写らないので(個人の感想です)、

 もったいないと感じました。」


 うーん、やっぱりダメか……


 確かに、テンプレタイトルだと、テンプレを読みに来てくれる人を誘うわけですが、読んでみると中身は全然テンプレと違う。

 タイトルと内容がちぐはぐになっていれば、読者もさらに読み進めようとする気にはならないということですよね……

 また、逆もしかり……


 かといって、固いタイトルは好みじゃないし……

 貧乏性だから、タイトル枠が空くのはなんかもったいないし……


 まだ、前の、「タイトル+PV数+注意書き」の方がよかったかな……

 これだと、タイトルと帯の言葉と言う感じで区別できるかな。


 カクヨムの方だけ直してみよう。

 なろうは、そのままでどう変化するか見てみるのも面白いかも。


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