第4話 第四夜 『大切な存在は誰?』

私にとって

大切な存在って

誰だろうか?


人生を思い返した時に


父の存在

母の存在

兄、妹・・・


しかし・・・

正直あまり・・

関係性が良くなかった


私が心を許して

話しができた存在は・・誰?


誰もいないのでは?


誰も?


・・・・・・


私は孤独だった


孤独・・・孤独


私の人生は孤独であった・・


本当にそうならば

何と空しい人生であったといえるだろう・・


しかし果たして

そうだったろうか?


私の心の支えが

あった筈だ!!


この月夜の光で

感動する気持ちが残っており

人として大切な

良心があるのだから・・


あって欲しい!

私は空っぽな人間ではない!

心があるのだ!!


私の人生には

意味があった!


その事が感じられたのなら

このまま命尽きてしまったとしても

悔いはない・・


悔いを残したくない・・


私はここにいる!


私はひとりではない!

私の人生は・・・

価値ある存在との出会いによって

意味があった!と

感じられるのだから!!!


(膝が崩れ 倒れてしまった)

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