福郎のネタ帳
福朗
ファンタジーモンスター舐めんなサイバーパンク世界!
『は?ほんとにここ地球?帰って来たと思ったら、なんでこんな近未来なの?』
『うわすっげえ。道行く人が皆、サイボーグだ』
『え?住民データ?いや無いですけど…。え?スラムに連行?ちょ、ちょっと!?』
『薬中にギャングの溜まり場じゃねえか!ふざけんな!』
『こんなとこに居られるか!え!?荒野は放射線の汚染がひどい!?出て行けねえじゃねえか!』
『ぬおおおお!?死ぬ!何でいっつも抗争してんだよ!おかしいだろ!?』
◆
『ちょっと待ってくれ!それ取られたら飢え死にしちまうんだって!うえええ撃ってきやがった!?』
『あああああああ!くそくそくそくそ!もういい分かった!死にたくなけりゃ殺せは身に染みてる!』
『【竜の爪 竜の牙 竜の鱗 されど竜に非ず なれど変わらず恐ろしき者 リザードマン】!!!』
≪ぎゃあああ!?なんだこのトカゲの化け物!?≫
≪銃が効かねえ!≫
≪ひいいいいい!?≫
『はーはっはっはっ!向こうの、強化魔法かけまくった重装騎士10人掛かりでも圧倒できるんだぞ!たかがサイボーグ5人程度にやられるかよ!そんじょそこらで、想像されてるようなちんけなリザードマンと一緒にするんじゃねえ!』
◆
『は?お礼参りだあ?馬鹿め!お前らのお仲間の死体で、触媒はたっぷりあるんだよ!やっちまえリザードマン軍団!』
◆
『お礼参りで逆襲食らった組織の、さらに上の組織がお礼参りだあ?ふざけんじゃねえ!終わらないだろうがそれ!』
『げえ攻撃ヘリだあ!?リザードマン達よ飛べ!…るわけないよな…』
『ぬおおおおお!?こうなりゃヤケだ!お前らが悪いんだぞ!』
『【羽ばたく翼 高貴なる目 こぼれる炎 輝くその体 その全てが至高 空と炎と舞えよ ドラゴン】!!!!』
≪化け物だ!化け物だああああ!≫
≪撃て撃て撃て!≫
≪ダメだ!ひいいいいい!?≫
『馬ぁ鹿!本物と同じ雷の魔法を食らってもケロッとしてるんだぞ!火器が通用するかよ!俺の責任転嫁の礎となれ!はあ…本当にどうしよ…』
◆
『え!?街の中へ入っていいんですか!?ありがとうございます!』
◆
『ふざけんじゃねえあの暗黒企業共!やっぱり俺を実験動物にしようとしやがったな!』
◆
『ええ…。スラムよりずっとましだと思ってたら、暗黒企業共とその手下やら、独立したギャングやらが毎日ドンパチとか、ほとんど変わらねえじゃん…』
◆
『え?機械化するかって?いやあ、コンタクトにもビビって眼鏡かけてる位だからさ…。その、遠慮します…』
◆
『多い多い多い!どんだけ本気で俺の事、殺しにかかってるんだよ!』
『なんだと俺が賞金首!?ブラック社が生死問わずでだあ!?ふざけんじゃねえ!』
『ならこっちも数で相手してやらあ!』
『【飢えよ 飢えよ 飢えよ ただ貪りつくせ 食らい尽くせ 狂気の飛蝗どもよ】!!!』
≪ひるむなただの飛蝗だ!≫
≪ああああ!?食われてる!?俺の機械の腕が!?≫
≪やめろおおお!あああああ!?≫
『どうしたよ!数を揃えてきたんだろ!?大丈夫だ!ちょっと石でも金属でも食っちまうだけの、ただの飛蝗だからよ!数はそうだな、とりあえず万はいっとくか!?お望みなら兆でも京でもいいぞ!』
◆
『聞いてくれよマスター…。ぐすん。ほんとはただ、ちょっと余裕のある暮らしが出来れば満足なんだよ…。でもな、やれ誰々の仇だの、お前を殺せば企業がどうのこうの、お前は組織のパラーバランスをどうのこうの…。放っておいてくれよ…。え?名前と顔を変えて生活?いやあ、それってなんか腹立たない?なんていうか、ちゃんと仇は仇で返しておかないと。だよね…。だから終わらない連鎖に巻き込まれてるんだよね…。はあ…。もう一杯!』
◆◆◆
という感じの、近未来のごたごたに巻き込まれた、モンスタークリエイターみたいな能力を持ってる主人公の作品を思いついてしまいました!
散々悪いことして、単なる興味でニタニタしながら主人公に関わってたら、実は街なんか楽勝で吹き飛ばせる怪物だってことを知った、暗黒街のボス連中の顔を見たい。見たくない?
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