第12話
考え方が極端な私。
受験のために貯めていたお金をパーっと使ってしまおうと考えた。
買ったのは、猫。
ペットショップで購入したんだから高い高い。でも、この子と暮らしていこうって思った。
そして事件は起きた。
ある冬の日
学校から帰るとにゃんこの様子がおかしい。
歩き方が変だった。しきりに前足を舐める。見てみると肉球が変だ。
すぐ獣医師に診てもらった。
「火傷しちゃってるねー」
ストーブか何かに触ってしまったのかもしれない。幸いにも塗り薬で治るとのこと。
よかったー!
この獣医師とは寄生虫の話で盛り上がる仲になった。私はこういう医学的な話は好きだったからたくさん話を聞いていたのだ。
獣医師と話している中で、
「えっ?彼氏いないの??」
っていう話題になった。
いませんよ。だって今まで仕事と勉強しかしてないもん、、、
紹介したい奴がいる!
とのこと。
私はこの時、普通の20代女生活したかったので、紹介してもらった。
折角だからクリスマスの日に会う事になった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます