乗り物酔いが激しい私が転生して竜騎士になりましたがドラゴンが言う事聞きません ゲロインとクレイジーな仲間達がスローライフを送れない物語

@Iwashi184

第0話 あらすじ的な感じ+α

この物語はレイナ・クロスがいろいろな不幸に見舞われてスローライフできないお話です。タイトルに書いてありますね

ギャグシリアスほのぼのダークファンタジーとかいう作者ですら何言っているのかよく分からない物語です。

恋愛要素はありません。


この物語を最終的にどう受け止めるかはあなた次第です

転生者はなぜ頭がおかしいのだろう。

なぜ敵を殺してはいけないのだろう

なぜ自分を捨てて他人を助けるのだろう

なぜだましてはいけないのだろう

なぜ愛してはいけないのだろう

なぜ劣っていてはいけないのだろう

なぜ変わっていてはいけないのだろう

なぜ間違えてはいけないのだろう

なぜ現実とゲームは違うのだろう

なぜ自分で考えなければならないのだろう

なぜ……




これだけだと短いので4話に登場するやべー奴の前日譚を少しばかし書いておきます


一方そのころ、この物語において四話に登場するはずの最も狂った生物はどうしていたのかというと

「おーい、オリバーくーん、こっちだよー」


僕は手を振りながら、少年を見つめる。


「ようやく見つけたぞ、リリ」


「ようやくって、まだ二時間ぐらいしか離れてないよ」


「バカ野郎、二時間も探し回ったんだぞ」


「まあ、なんていうか苦労したみたいだね」


「いつもの事だ、別にもう気にしてない、それに、お前を探すのが俺の仕事みたいなところもあるしな」


「いやーかっこいねえ、そのセリフ」


「リリ・ハイドお前を脱獄の容疑で逮捕する」


そう言って目の前の彼は僕に手錠をかけて引っ張る。


「脱獄犯逮捕RTA更新おめでとう」


僕は手錠にかけられた手で拍手する。


「うるさい、少し黙ってろ」


「ご機嫌斜めみたいだね、こんなかわいい女の子とデートできているのに」


「お前を女の子として見たことはない」


「随分とひどい言われようだね」


僕は白銀の髪をなびかせながら、楽しそうに刑務所へと向かっていくのだった。

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