第145話 他国で起きている恐ろしい出来事……?(15)
でッ、それを聞いた二人……?
そう~? 坪田御老体の娘さんと大島のオジサンの二人も? 御老体の言葉に続くように。
「本当だ~! 山田君は~? 奥さんとの仲良くが忙しくて~。お正月はテレビどころではなかったみたいだね~?」と。
坪田御老体の娘さんが、笑みを浮かべながら告げると。
「うん。そうだね? お姉さんの言う通りだ~。まあ、二人は? 新たな命を早くも授かるぐらい仲が良い夫婦みたいだから致し方がない……。何せ? 若いしね~。二人は~。まあ、お正月と休みは子作りに忙しかったのだろう……」と。
余りにも仲の良い……と、言うか? 度が過ぎるほど仲の良い山田夫妻を取り囲みながら、和気藹々と会話を続けるのだよ。
この後も販売のお仕事……。
そう~? 五味の市での、店頭の販売ブースでの商い……。物売りを続けながら皆は? その日を終わらせていくのだ。
でッ、次の日も? その次の日も? 山田夫妻……。
山田瞬とおさん狐さまの二人には、変わらぬ日常……。
二人が生活を営む、狭い六畳一間に小さなキッチンとトイレ、バスがあるアパートから備前市日生町にある五味の市迄の通い。商いを続けていく。余り刺激のない。只茫然と時間(時)が流れる日常の中……。
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