第133話 他国で起きている恐ろしい出来事……?(3)

 すると? 大島のオジサンは? 山田瞬の問いかけに対して、「うん」と頷きながら言葉を返す。


 でッ、その後も彼は直ぐに自身の口を開いて。


「ほら~? 竹輪のおじさんや山田君も良く見てごらん? このC国の青年がツ○ッターを利用して、世の中に訴えようとしている台詞が。和訳となって動画の画面の下に流れているから。二人とも呼んでみるといい~」と。


 山田瞬と坪田御老体へと告げる。


 だから二人は……と言うか? 我等も含めて、大島のオジサンのスマートフォンの画面の中を覗き込み──。C国の青年が世に伝えようとしている言葉の和訳の字幕を確認して読んだ。


『フムフム』と、言った様子でね~。


 するとさぁ~? C国の青年が~? 自身の顔色を変え、慌てふためきながら世に伝えようとしている言葉が、山田瞬や坪田御老体……。我等にも理解できたのだ。


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